開会式はツッコミどころ満載 1824台のドローン編隊 ゲームから飛び出した⁉ 最終ランナーは大坂なおみ - イザ!

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開会式はツッコミどころ満載 1824台のドローン編隊 ゲームから飛び出した⁉ 最終ランナーは大坂なおみ

補正【東京五輪2020 開会式】聖火台に火を灯した大坂なおみ=国立競技場(撮影・松永渉平)
補正【東京五輪2020 開会式】聖火台に火を灯した大坂なおみ=国立競技場(撮影・松永渉平)


第1日(23日)

新型コロナウイルスの影響で1年延期された東京五輪は23日、東京都新宿区の国立競技場で開会式を迎えた。205カ国・地域と難民選手団を合わせ約1万1000人の選手が参加した。無観客開催という背景もあり海外メディアからは「非常に控えめなセレモニー」とも評されたが、それでも見どころやツッコミどころは満載だった。

日本発の人気ゲーム音楽が鳴り響くなか、マンガの吹き出しをモチーフとした国・地域名が記されたプラカードとともに、開会式では初となる五十音順の入場行進が行われた。

中でも話題を呼んだのは、入場曲の1つ「ファイナルファンタジー」のテーマとともに行進したカザフスタン代表選手団。旗手を務めた陸上女子三段跳びの美女選手、オルガ・リパコワ(36)が白いドレス姿で登場し、「完全にFF」「妖精ですか?」「本物のヒロインが来たかと思った」などとネット上で大反響を呼んだ。リパコワは、2008年北京五輪、12年ロンドン五輪、16年リオ五輪と3大会連続でメダルを獲得している注目選手でもある。

選手入場が終わると、1824台の小型無人機(ドローン)による国立競技場の上空での編成飛行が目を奪った。ドローンは、東京五輪のエンブレムを形成すると、そのまま大きな地球の姿に編成を変えた。東京の夜空に浮かぶ地球は会場周辺からも見え、SNSにも写真が殺到。このドローンは米インテル製で、18年平昌五輪の開会式でも採用されていた。

最初のハプニングは、大会組織委員会の橋本聖子会長と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)によるスピーチだった。予定時間の約2倍に長引いた。組織委によると、当初2人のスピーチは計9分の予定だったが、実際には計20分かかったのだ。

特にバッハ会長のスピーチは13分にもおよび、「ここに集うことができるのは日本の皆さまのおかげ」と語る場面や、「心から感謝しています」などと日本語で語りかける場面もあったが、ネット上では「長すぎる」という声が相次ぎ、ツイッターではスピーチの長さを例えた「校長先生」という言葉が一時トレンド入りした。距離を保った入場行進に時間がかかるとして、組織委は終了予定時間を当初の午後11時から30分延長すると発表したが、ようやく聖火台に火がともされたのは同11時45分ごろだった。

ハイライトは聖火台への点火式。まず、女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里さん(38)と、柔道大会3連覇の野村忠宏氏(46)が競技場への入場の大役を担った。

さらに聖火をつないだ日本球界のレジェンドの雄姿も話題となった。プロ野球巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏(85)、ソフトバンクの王貞治球団会長(81)、元プロ野球巨人やヤンキースで活躍した松井秀喜氏(47)の国民栄誉賞トリオが並走した。長嶋氏は、2004年アテネ五輪代表監督に就任したが直前に脳梗塞で倒れ、17年ぶりに五輪の舞台に立った。松井氏が腰に手を回してエスコートし、王氏がトーチを掲げ、3人は長嶋氏のペースに合わせて歩を進めた。

最大の注目だった最終走者は、ハイチ人の父と日本人の母を持ち、多様性を象徴するテニスの大坂なおみ(23)だった。被災地の児童・生徒からトーチを引継ぎ、富士山頂をモチーフにした聖火台に点火。笑顔で振り返り、会場をみつめた。

約1時間半後に大坂はツイッターを更新。点火の動画とともに《間違いなく、私がこれまでに経験したことのない最高の競技の成果であり、名誉です》とつづった。国内外から返信が相次ぎ、ピンクのドレッドヘアが「キュートでした」との声が相次いだ。

開会式に出席した菅義偉首相には、〝居眠り疑惑〟も飛び出した。式典中に出番はなかったが、中継で何度か写された表情はうつろげでネットでは「寝てない?」「眠たそう」などと指摘が飛んだ。天皇陛下による開会宣言の際には、宣言が始まっても座ったままだった菅首相がややあわてて立ち上がる様子も中継された。

音楽制作担当だった小山田圭吾氏(52)がいじめ問題で直前に辞任したため、約5分間のオープニング部分は急きょ音楽プロデューサーの田中知之氏(55)が差し替えを担当した。式典統括の日置貴之エグゼクティブプロデューサーは、「非常に申し訳なかった。時間がない中でもいい曲に変更できてよかった」と話した。

zakzak

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