【田中星児 伝説のステージ101を大いに語る】番組は「僕らの青春」 スタジオに毎週通い新メンバーオーディションに合格 - イザ!

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田中星児 伝説のステージ101を大いに語る

番組は「僕らの青春」 スタジオに毎週通い新メンバーオーディションに合格

デビュー当時と変わらぬさわやかさだ
デビュー当時と変わらぬさわやかさだ

 1970年代前半、若者たちを熱くさせた伝説の音楽番組、それが『ステージ101』(NHK)だった。貴重な音源を集めたCDボックスが発売されるなど再び注目される中、この番組でデビューを果たした歌手、田中星児(73)が熱く振り返った。

 ◇  ◇  ◇ 

 「本当に僕らの青春だったな。あの頃はどんなに声を張り上げて歌っても、一晩寝たら直っていたね。いい青春を送らせてもらいました」

 さわやかなたたずまいはそのままに田中はそう笑顔を見せた。

 『ステージ101』は70年1月から74年3月までNHK総合で放送された。タイトルは、当時、東洋最大といわれた東京・渋谷のNHK放送センター「101スタジオ」からとられたものだ。

 そこで活躍したのが田中もメンバーだった「ヤング101」。プロアマ混成の男女メンバー約40人ほどで構成されたボーカルグループだ。

 「新鮮でした。ディレクターの末盛(憲彦)さんがアメリカで『ヤング・アメリカンズ』というミュージカル・バラエティーを見て、これをやりたいって始めたんですよ。僕も大学生のとき、東京・千駄ケ谷で、来日した『ヤング・アメリカンズ』の舞台を見ていて憧れていたんです」

 田中は、NHKで始まった『ステージ101』をみて、居てもたってもいられずNHKに電話をした。運よく見学が許されて、毎週、スタジオに通った。

 「ヤング101のメンバーは、いつも見学している僕を見て不思議に思っていたでしょうね。でも、僕はテレビで見ている人たちが歌う姿に感激していました。同じユニホームで歌い踊る姿はかっこよかった。塩見大治郎くんと黒沢裕一くんがギターを抱えて、その前で小林啓子さんが『恋人中心世界』を歌っている様子は、今でもしっかり思い出せますよ」

 半年ほどしたころ、新メンバーのオーディションが開催された。

 「スタッフの方から、何人か抜けるからオーディションを受けてみるかといわれたんです。そのときは僕と水木誠、中国出身のジュリアン・チェングの3人が合格したんです」

 いよいよ念願の番組出演へと踏み出した。

 ■田中星児(たなか・せいじ) 1947年8月27日生まれ、73歳。奈良県出身。70年、『ステージ101』(NHK総合)でデビュー。71年から『おかあさんといっしょ』(同)のうたのおにいさんとしても活躍。76年には『オー・マリヤーナ/ビューティフル・サンデー』が大ヒットする。14日からBSフジ『クイズ!脳ベルSHOW』に出演。

 ヤング101の貴重な音源129曲を収めた5枚組CDボックス『ステージ101 GO!』(ソニー・ミュージックダイレクト)は好評発売中。

zakzak


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