京都府警北署は21日、道交法違反(無免許運転)の疑いで、医学部専門の受験塾を展開していた「TOPS京都」元役員の無職、志村好美容疑者(62)=京都市北区大将軍一条町=を現行犯逮捕した。署によると、容疑を認めている。
TOPS京都は6月、志村容疑者らが推計で約17億7千万円の資金を外部に流出させたと発表。同社によると、この問題を受け志村容疑者は解任された。同社は民事再生法の適用を申請、事業は新会社に譲渡し、塾の運営は継続されるという。
逮捕容疑は今月21日午後9時25分ごろ、自宅近くの京都市北区北野下白梅町の市道で、乗用車を無免許で運転したとしている。署によると、過去にも無免許運転などを繰り返し、平成26年に運転免許を取り消されていた。署は「違反の常習性が高い」と逮捕に踏み切った。