自衛隊と共同訓練も 横須賀、舞鶴、呉など分散を検討 - イザ!

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自衛隊と共同訓練も 横須賀、舞鶴、呉など分散を検討

岸防衛相(共同)
岸防衛相(共同)

 岸信夫防衛相と、ベン・ウォレス国防相は20日、東京の防衛省で会談する。英国がインド太平洋地域に向けて派遣中の最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中核とした空母打撃群と、自衛隊との共同訓練などについて詰めの協議を行う。軍事的覇権拡大を続ける中国を念頭に、自由・民主主義陣営として決然と対峙(たいじ)する姿勢を世界に発信することになりそうだ。

 「空母打撃群の派遣は、国際秩序への脅威に立ち向かうわれわれの意思を示すものだ」

 ウォレス氏は4月、このような声明を発出していた。「国際秩序への脅威」とは、中国に他ならない。

 岸、ウォレス両氏の会談では、中国の軍事動向について意見交換したうえで、日米が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進で連携を確認する。

 冒頭の共同訓練に加え、航空自衛隊のF2戦闘機の後継となる次期戦闘機の心臓部であるエンジンの共同開発についても議題になりそうだ。

 注目の英空母打撃群は5月、英ポーツマスを出航した。駆逐艦やフリゲート艦など編成が大規模で、米国とオランダの艦艇も同行している。このため、海上自衛隊の横須賀基地(神奈川県横須賀市)、舞鶴基地(京都府舞鶴市)、呉基地(広島県呉市)、米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)への分散寄港を検討している。

 評論家で軍事ジャーナリストの潮匡人氏は「日英防衛相会談は、中国が共産党創建100年で国威発揚しているタイミングで行われる。日英両国は『新・日英同盟』を結ぶ段階にあり、今回の会談は弾みになるだろう。岸氏がどこまで対中国の脅威認識で踏み込んだ発言を行うかも注目される」と語っている。

zakzak


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