大阪府は20日、府の新型コロナウイルス感染防止の呼び掛けに反し、5人以上や午後9時以降の会食に参加したとして、府職員365人を処分したと発表した。
懲戒処分(戒告)は37人で、内訳は部長級3人▽次長級6人▽課長級25人▽課長補佐級2人▽主査級1人。このほか、訓告が16人、厳重注意が98人、所属長注意が214人だった。
吉村洋文知事は記者団の取材に「会食のルールをお願いする側の職員が(ルールを)破った。あってはならないことで、おわび申し上げる」と陳謝。今回の処分について「厳正に対処した。同じことが起きないよう職員の意識を高めることに努めたい」とした。