これを買うだけで全て揃うのがポイント。シンプルデザインでさまざまな場面で使いやすい
これを買うだけで全て揃うのがポイント。シンプルデザインでさまざまな場面で使いやすい
 7月に入り、日本列島も西の方から徐々に梅雨明けして、本格的な夏がやってきます。熱中症予防などの暑さ対策が気になるこの時期、屋外でのアクティビティーにぴったりのアイテム、「ファン付ウェアベスト」を産経ネットショップで発見。さっそく取り寄せて実際に体験してみました。

 近年、ファンを内蔵したベストを着用して屋外作業をする人を見かける機会が増えました。これまでは、暑い時期に土木・建設業や農業などに従事する人たちの作業着の一種というイメージが強かったのが、業務用としてではなく、一般の人がプライベートなシチュエーションで使っているケースが目立ってきています。「一度自分でも使ってみたい」と興味を持っておられる読者の方も少なくないのではないでしょうか。

 ただ、もともと業務用途を前提に開発された商品カテゴリーであったため、いかにも作業着然としたデザインだったり、バッテリーやファンが別売りだったりと、選ぶのがなかなか難しい商品でもあります。そんななか、産経ネットショップで販売しているフレンドリーの「ファン付ウェアベスト」は、ベスト本体、ファン、バッテリー、ケーブル、充電器と、必要なパーツ一式がセットになっているため、あれこれ悩まずにこれを買うだけで全て揃うのが一番の推しポイント。作業着っぽさのないシンプルな男女兼用デザインで、SからLLまでの4サイズ展開と、さまざまな場面で使いやすいのも特徴です。



 前置きはこのくらいにして、試着レポートに進みましょう。まずは届いたサンプルを開封し、パーツを組み立てていきます。2つあるファンをベスト背面の左右下側にセット。風が漏れないよう、ベスト側にパッキンが施されていますので、これを少しずつ広げながらはめ込みます。パッキンは硬めで少し力が要りますが、一度はまってしまえばガッチリ固定されます。



 次はファンとバッテリーをケーブルでつなぎます。二股に分かれた側を左右のファンに接続しますが、バッテリーを左側の内ポケットに収納する関係で、左のファンにつなぐケーブルが短くなっています。左右を間違えないように注意しましょう。ケーブルがつながったら、ベスト内側の固定バンドにケーブルを通し、バッテリーを内ポケットに収めて組み立て完了。工具いらずで簡単ですので、説明書にしたがって5分もあれば終わるでしょう。



 バッテリーの仕様は、リチウムイオンバッテリーで容量約2600mAh。約3時間半で満充電でき、最長で約12時間半使用可能とのこと。LEDの数字で残量を表示する窓があり、0~9の10段階で電池残量が確認できます。このLED表示窓の上下に設置されたボタンで、電源オンオフと風量調節を行います。風量調節は4段階。風量アップボタンを長押しすると電源オン、ダウンボタンを長押しすると電源オフとなります。



 セット完了したところで、いざ試着。両袖に腕を通し、ファスナーを一番上まで閉めた時の第一印象はかなりタイトでした。私の体格は、身長174センチ、胸囲98センチ、ウエスト78センチで試着したのはMサイズ。画像を見るとわかりますが、ベスト自体のサイズ感はむしろちょうどよく、タイトに感じたのは、ウエストと袖口のゴムがきつめだったからです。そして、これにはちゃんと理由があるということが、ファンを回してみるとよくわかります。



 電源を入れると、最大風量でファンが回転。左右背面のファンから送り込まれた風は、ベスト内部を流れ、襟元から一気に吹き出します。この風が体表面の汗を気化させ、ベスト内で発生した熱を排出し、涼しく快適に感じさせるという仕組みです。ファンが回り始めると、ベストが風船のように膨らみ、ファンの付いている背中側だけでなく、おなか、胸など、ベストで覆われている部分に満遍なく風が送られ、最後に襟元から吹き出した風が首から後頭部も涼しくします。



 ここで効果を発揮しているのが、ウエストと袖口のゴム。しっかり塞いでくれているので、ほとんど風が漏れないというわけです。試しにファスナーを全開してみると、涼しく感じるのはファンの付近だけで効果激減。ファスナーをしっかり閉じないと、このベストを使う意味がほとんどないと言えます。

 ファンを回すと、風が送り込まれてベストが膨らみますが、この膨らみが気になる場合は、サイドに設けられたボタンで、ベストのサイズを調節することで、目立たないようにすることもできます。ただ、膨らみを抑えない方が涼しく感じますので、見た目重視か機能性重視か、用途によって使い分けるといいでしょう。



 また、ファンの音量は、最初に回した時こそ「うわ!うるさい!」と思いましたが、実際の音量自体はヘアドライヤーの弱風程度のもの。さほど耳障りな音ではなく、そもそも屋外での使用を前提にした商品ですから、衣類からモーター音がするという、あまり体験したことのない状況にさえ慣れてしまえば問題にならないでしょう。

 私が試着した期間はちょうど梅雨の真っ只中で、比較的涼しい日が多かったのですが、1日だけ気温が30度を超えた快晴の日に、屋外でのウオーキングで1時間ほど着用してみました。その効果は絶大でした。ベストに覆われた部分は涼しさをキープ。後頭部にも常時風が当たっているおかげで、実際の外気温に比べて体感温度が下がったのか、腕や足などベストに覆われていない部分もあまり汗をかきませんでした。



 ただ、そこそこモーター音がしますので、怪訝な顔ですれ違う人がいたのも事実。人が多い街中などで使用するのはちょっと気が引ける、という人もいるかもしれませんね。

 メンテナンスは、ファン、ケーブル、バッテリーを外すと、ベストが手洗いできます。薄手の化学繊維ですので、汚れもつきにくく、乾きも早いです。ただ、ファンを取り付けるパッキンの部分の耐久性は短期試用のため未知数。洗う時は、パッキン部分に余計な力が加わらないよう、注意しておいたほうがいいかもしれません。

 使用場面としては、私のように日々のウオーキングのほか、趣味のガーデニング、日曜大工、登山、釣り、キャンプ、スポーツ観戦など、屋外でのさまざまなアクティビティーで活躍できるのではないでしょうか。特に日陰の少ない場所では、帽子と組み合わせることで、暑さをかなりしのげると思います。ただ、汗が気化することで涼しくなるわけですから、水分補給も忘れないようにくれぐれも気をつけましょう。



 税込み1万4,289円と決して安くありませんが、その効果の大きさや、オールインワンの手軽さを考えれば、夏の暑さに負けず屋外で動き回りたいというアクティブな人にとっては妥当な価格と言えるのではないかと思います。(産経デジタル 小島純一)

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