魅力度ランキング検証 群馬・山本知事が猛批判

産経ニュース
群馬県の山本一太知事
群馬県の山本一太知事

群馬県を40位とした民間の都道府県魅力度ランキング調査(令和2年)について、群馬県の山本一太知事は15日の定例会見で「魅力度を適切に示すランキングとは言えない」と批判を展開した。魅力度の評価が総合的でない点などを問題視し、今後、ランキングについては「まともに受けて判断しない。知事として参考にしない」と断言した。

ランキングは昨秋、民間調査会社の「ブランド総合研究所」が発表。県は過去最高の40位だったが、山本知事は「魅力が十分に反映されていない」として、庁内チームにランキングの妥当性や信頼性の調査を指示していた。

山本知事は会見で検証結果を説明し、ランキング調査では「どの程度魅力を感じるか」という1つの質問だけで魅力度を測っていると指摘。このため「多角的な指標による総合的な評価が行われておらず緻密さに欠ける」と強く批判した。

さらに下位25県は得点差が小さく、「誤差でも順位が容易に変動し、下位の順位は信頼に値しない」ことも問題視した。

メディアにたびたび取り上げられるランキングは社会的影響力があることを踏まえ「調査結果に対するアカウンタビリティー(説明責任)を果すことが必要だ」とも指摘した。

今回の検証結果は調査会社に申し入れる考えはなく、「県民に正しい認識を持ってもらいたい」と述べるにとどめた。

山本知事は令和元年の知事選公約に掲げた県の魅力向上事業を多く手掛ける。会見などの場で従来から、ランキングについて疑問を投げかける発言が目立っていた。