春闘、賃上げ率2%割れ 連合集計、2年連続

産経ニュース

連合は15日、今春闘でベースアップ(ベア)と定期昇給(定昇)を合わせた平均賃上げ率が前年に比べ0・12ポイント減の1・78%、額では326円減の5180円だったとの最終集計を発表した。賃上げ率が2%を下回るのは2年連続。政府が経済界に賃上げを要請する「官製春闘」が始まった平成26年以降、最低だった昨年実績をさらに下回った。

神津里季生(りきお)会長は同日の記者会見で「新型コロナウイルス禍で昨年も今年も厳しい状況だった」としつつ「賃上げの流れは継続できた。ぜひ来年につなげたい」との見方を示した。

連合は傘下労働組合の今月1日時点の状況を集約した。企業規模別では従業員300人以上の大企業労組の賃上げ率は1・79%、300人未満の中小では1・73%で、いずれも前年より落ち込んだ。

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