体罰7割減、長期休校影響か 埼玉

産経ニュース
さいたま市浦和区の埼玉県庁(内田優作撮影)
さいたま市浦和区の埼玉県庁(内田優作撮影)

埼玉県内の公立の小中高校などで令和2年度に確認された教員による体罰の件数は11件で、元年度の38件の3割以下にとどまったことが13日、県教育委員会とさいたま市教委への取材で分かった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校の長期休校などの影響で、教員と児童、生徒が接する機会が少なくなったことが要因とみられる。県教委の担当者は、体罰そのものが減少傾向にあるとの見方は否定し、体罰の防止に向けた研修の強化などに引き続き取り組むと説明した。

県教委の集計によると、政令市であるさいたま市の市立学校を除く公立の小中高校と義務教育学校、特別支援学校計1237校で確認された体罰は、元年度の35件に対し2年度は10件だった。

10件の内訳は小学校1件、中学校2件、高校6件、特別支援学校1件。時間帯は授業中5件、休み時間3件、部活動中1件、ホームルーム中1件だった。

内容は「素手でたたく」が6件で最も多く、「棒などの道具を用いてたたく」「ける」「暴言・威嚇」「正座をさせる」が各1件だった。うち1件は子供が外傷を負い、3件は打撲の症状が出た。

一方、さいたま市教委によると、市立の小中高校と中等教育学校、特別支援学校計168校で確認された体罰は、元年度が3件だったのに対し、2年度は小学校の1件のみだった。(中村智隆)

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