東京五輪・パラリンピック組織委員会は13日、東京五輪のスタッフとして来日していた電気技師の男4人が、コカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことについて「仮に法令に反する行為を行ったことが事実だとすると、大会を傷つけるものであり、誠に遺憾」とのコメントを発表した。
組織委はコメントで、4人が大会用仮設電源の設置管理を委託契約している「アグレコ・イベント・サービス・ジャパン」の社員だったと説明。同社に厳重に注意し、再発防止と信頼回復に努めるよう強く求めるとした。日本の法令や大会の新型コロナウイルス対策をまとめた規則集「プレーブック」を守るよう厳しく要請する考えも示した。