米女子ゴルフのマラソン・クラシックは11日、オハイオ州シルバニアのハイランドメドーズGC(パー71)での最終ラウンドが悪天候で中止となり、初日から首位だった畑岡奈紗の優勝が決まった。2019年3月以来の米ツアー通算4勝目で、賞金30万ドル(約3300万円)を獲得。
10日の第3ラウンドで畑岡は8バーディー、1ボギーの64をマークして通算19アンダー、194に伸ばし、2位のミナ・ハリガエ、エリザベス・ゾコル(ともに米国)との差を6打に広げていた。54ホール時点の大会最少スコアを更新。28位で出た笹生優花も64で回り通算11アンダーで5位となった。
■畑岡奈紗の話「こんな終わり方は想像していなかった。初日に61といいスタートを切れたのが大きかった。今年は序盤で思うようなプレーができていなかったから、やっと勝つことができてすごくうれしい。東京五輪に向けても自信になると思う」(共同)