自民が横浜市長選に危機感 首相のお膝元

産経ニュース

自民党が横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)に危機感を募らせている。伸び悩んだ先の東京都議選に続き、菅義偉首相の「お膝元」で後れを取れば、秋までに行われる衆院選に黄信号がともる。ただ、自民は「分裂選挙」となる見通しで、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の是非を争点に有力者も複数出馬を予定、大混戦を抜け出せるか注目が集まる。

「市長になることができれば、私の仕事はIRを取りやめる作業からだと思う」。自民の小此木八郎前国家公安委員長(56)は出馬を表明した6月25日の記者会見で、IRの横浜誘致に反対する考えを示した。

IRをめぐっては、令和元年に現職の林文子市長(75)が山下埠頭(ふとう)への誘致を表明。「ハマのドン」と呼ばれる「横浜港ハーバーリゾート協会」の藤木幸夫会長(横浜港運協会前会長)が反対姿勢を鮮明にする中、自民の横浜市連などとともに計画を前に進めてきた。

ただ、今回の市長選をめぐって市連は、多選や高齢などを理由に林氏への推薦を見送った。一方、市連は11日の総務会で自主投票を決定。小此木氏への推薦も見送り、林氏を支援しても「一切おとがめなしでやりたい」(市連の梶村充幹事長)との方針だ。

自民は4日の東京都議選で33議席を得て都議会第一党を奪還したが、「最低でも50議席」(関係者)との目標には届かなかった。最近は地方選で苦戦が続いており、自民重鎮は「新型コロナウイルス対策への不満から政府与党に『静かなる逆風』が吹いている」と分析する。

首相は横浜市西区などを含む衆院神奈川2区の選出で、小此木氏にも近いだけに、市長選で敗れれば政権を選択する衆院選の自民の「顔」として疑問符がつきかねない。県連関係者は「首相のお膝元で負けたら大変なことになる」と危機感を強める。

一方、市長選には林氏が4選出馬を検討。立憲民主党は元横浜市立大教授の山中竹春氏(48)の推薦を決めた。元検事で弁護士の郷原信郎氏(66)や、元長野県知事で作家の田中康夫氏(65)らも名乗りを上げている。

激戦が予想されることから、自民中堅は「そこそこの有名どころが集まっているので票は割れるのではないか。当選に必要な法定得票を満たせず再選挙になる可能性もささやかれている」と話した。(今仲信博)

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