北京春秋

外国人に厳しい「聖地」

産経ニュース
中国江西省の井岡山で、紅軍服姿で写真撮影を行う人々。中国共産党創設100年を控え、「革命聖地」には多くの観光客らの姿がみられた=5月28日(三塚聖平撮影)
中国江西省の井岡山で、紅軍服姿で写真撮影を行う人々。中国共産党創設100年を控え、「革命聖地」には多くの観光客らの姿がみられた=5月28日(三塚聖平撮影)

7月1日に中国共産党創建100年の記念日を迎えるにあたり、党の歴史とゆかりの深い「革命聖地」と呼ばれる場所を多く回った。毛沢東の部隊が最初の根拠地とした江西省井岡(せいこう)山や、毛が指導権を確立する端緒となった「遵義会議」が開かれた貴州省遵義…。当欄のスペースにも限りがあるので全てを挙げるのはやめておこう。

中国では近年、共産党の歴史的な地を観光する「紅色旅行」が盛んだが、100年の節目を前にしてにぎわいが増していた。居合わせた人に話を聞くと、その多くが職場などが組織した団体旅行の参加者だった。1921年に第1回党大会が開かれた浙江省嘉興(かこう)を訪れていた湖北省の国有企業に勤める男性は「50人余りの同僚と来た。帰ったら感想を書かないといけない」と忙しそうだった。

各地を訪れる中で、「外国人には対応していない」と入場を断られることが何度かあった。現在、中国の観光地では新型コロナウイルス対策のため、インターネット上で事前予約を求めることが多い。ただ、システムが外国人に対応しておらず断られ、残念な思いをすることがある。中国人の知人に愚痴ったら「革命聖地は熱心な党員を除いて中国人でも行く人は多くないから、外国人のことは考えていないのだろう」と言われた。(三塚聖平)

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