引退の松坂が憧れた桑田氏がエール「まだ5回が終わったところ。人生の勝利投手に」 - イザ!

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引退の松坂が憧れた桑田氏がエール「まだ5回が終わったところ。人生の勝利投手に」

 今季限りでの現役引退を表明した西武・松坂大輔投手(40)にとって、同じ甲子園優勝投手から高卒ドラフト1位で背番号「18」を背負った憧れの存在が、巨人・桑田真澄チーフ投手コーチ補佐(53)だ。かつて「KK世代」を担ったエースは、その系譜を引き継いだ「松坂世代」のエースをねぎらい、「まだ5回が終わったところ。人生の勝利投手になって」とエールを贈る。 (塚沢健太郎)

 松坂はプロ入りの際に西武のエースナンバー「21」を提示されたが、「18」を選んだ。これは当時巨人のエースだった桑田氏が背負っていたからだ。松坂が着けたことで、「18」は巨人だけでなく球界全体のエースナンバーとなった。

 その松坂が23年のプロ生活に幕を引く。桑田氏は「同じ甲子園優勝投手で、(右肘の)トミー・ジョン手術をやって。似ているところが多いので、陰ながら応援していたから寂しい気持ちはある。残念だけど本人が決断したんだから。最後はケガとの戦いで苦しかったと思う」としみじみ。「引退しても、まだ5回が終わったところだから。人生の勝利投手になれるように頑張ってもらいたい」とはなむけの言葉を贈った。

 2007年はパイレーツとレッドソックスで、ともにメジャーのルーキー。フロリダ春季キャンプ中に食事をともにし、翌08年には引退を決めた桑田氏がサンフランシスコで直接、松坂に報告した。09年1月には第2回WBC出場を控えた松坂と、引退直後の桑田氏が合同自主トレを行った。

 西武に復帰した昨年のオープン戦で松坂は、桑田氏が愛用するワールドペガサス社のグラブをはめて登板。同氏の現役時代と同じロゴにしてもらう、こだわりの一品だった。桑田氏もグラブを届けた担当者に、「陰ながら応援しています。現役生活もそう長くはないと思うので、悔いのない野球人生を送ってください」と松坂へのメッセージを託している。

 期待に応えたかった松坂だが、西武での2年間は1軍のマウンドに立てず未勝利。日米通算170勝で、桑田氏の同173勝には3勝及ばなかった。「そうなの? あと3勝だったの? それで粘ってたのかな?」と同氏。名球会入りの200勝には届かなかったが、2人とも数字以上のインパクトを残した。

 桑田氏は39歳で引退。「野球しかやってこなかったから。40代は勉強の年」と位置づけて、東大大学院に通うなど多方面の知識を取り入れ、はたまたプロゴルフの大会に出場するなど、人生の幅を広げてきた。そして今年、満を持してプロで指導者の道へ。人生はようやく、7回に入ったといったところか。

 9月に41歳になる松坂も、「人生の勝利投手」への道はまだまだ先が長い。桑田氏のようにグラウンドの外で研鑽を積み、またユニホームを着るときが来たらいつの日か、桑田監督と松坂監督の日本シリーズを実現させ、日本中を熱狂の渦に巻き込んでもらいたい。

zakzak

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