映画業界“復活”の鍵握る マーベル・ユニバースつなぐ重要作「ブラック・ウィドウ」 - イザ!

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映画業界“復活”の鍵握る マーベル・ユニバースつなぐ重要作「ブラック・ウィドウ」

映画「ブラック・ウィドウ」の一場面(C)Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.
映画「ブラック・ウィドウ」の一場面(C)Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.

 日本の映画業界は「歴代最高の興行収入」を2019年に記録したのもつかの間、20年から新型コロナの影響で「世界での供給が前提となるハリウッド大作」が止まり、一気に落ち込みを見せた。

 日本でもハリウッド映画が動き出してきたが、現時点では『TENET テネット』が興行収入27・3億円という異例なヒットを記録した以外、ハリウッド映画は興行収入20億円を超えられていない状況だ。

 やはり映画業界の復活に欠かせないのは、19年に『アベンジャーズ エンドゲーム』が世界興行収入で歴代1位を記録するなどした「ディズニー映画」だろう。

 ただ、そのディズニー映画がコロナ禍により自身の配信サービス「Disney+」で新作映画を劇場とほぼ同時リリースするなどし日本の映画館は大手シネコンを中心に猛反発しているのだ。

 8日公開の『ブラック・ウィドウ』は『アベンジャーズ エンドゲーム』に関わる重要な作品のため、映画館でのニーズは高い。

 ところが日本では東宝、松竹、東映の大手3大シネコンチェーンが上映せず、見られる選択肢が少なくなるのは残念だが、ディズニーも8月以降は映画館を優先するようなので、ようやく不毛な状況が減る朗報となりそうだ。

 本作は『アベンジャーズ』シリーズを中心とするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で活躍したスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウが初めて単独で主役を務め、『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』と『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』の間をメインに描いている。<page/>

 そのため時系列通りに『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』の後に公開する手もあったが、そうすると集大成である『アベンジャーズ エンドゲーム』で、なぜブラック・ウィドウがあのような決断をしたのかが見えにくくなるため、あえてこの順番になったのだと納得できた。

 すべてのキーワードは意外にも「家族」。ブラック・ウィドウは、これまで「ロシアの謎のスパイ」くらいの情報しかなくベールに包まれていたが、(『ミッドサマー』『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』で有名な)フローレンス・ピュー演じる妹エレーナやレイチェル・ワイズ演じる母メリーナらと“訳アリの4人家族”で暮らしていたのだ。

 幼い頃から育てられたスパイ組織「レッドルーム」の秘密を知ったことで命を狙われるが、ブラック・ウィドウはどのように苦境を脱してアベンジャーズに戻ることができるのか? そして、エンドロールが終わったあとの映像で『アベンジャーズ エンドゲーム』後の、この先、再び世界中を熱狂させる「物語の始まり」を目撃することになる。 (細野真宏)

zakzak


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