上川陽子法相は6日の記者会見で、ミャンマー国軍のクーデターによる情勢不安を理由とした緊急避難措置として、日本にいるミャンマー人の在留延長をこれまで約300人に許可したと明らかにした。サッカー・ワールドカップ(W杯)予選で来日したミャンマー代表選手もこのうちの1人。難民認定の申請は約50件あるが、現時点でいずれも判断には至っていないとしている。
また、平成30年に刑が執行されたオウム真理教の松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名・麻原彰晃=の遺骨などを次女に引き渡すとした司法判断が確定したことについては「国が当事者ではない手続きの裁判所の判断で、法相としてコメントできる立場でない」と述べるにとどめた。