NHK大河ドラマ「青天を衝け」の第21話が4日、放送され、劇中に福沢諭吉(中村萬太郎)が登場。主人公の渋沢栄一(篤太夫)との“新旧1万円札”肖像画の対面に、SNSが「新旧1万円札の顔合わせw」「ダブル1万円札揃い踏み」などと沸いた。
俳優・吉沢亮を主演に、実業家・渋沢栄一の人生を描く同作。第21話「篤太夫、遠き道へ」では、江戸幕府15代将軍・徳川慶喜(草なぎ剛)が、翌慶応3年に開催されるパリ万国博覧会に弟の昭武(板垣李光人)を派遣することを決め、栄一に随行を打診。栄一はこれを快諾した。その後、栄一は派遣団に加わり、京を発ち、まずは横浜へと向かった。栄一が、外国奉行支配の杉浦愛蔵(志尊淳)と高松凌雲(細田善彦)と神奈川奉行所を歩いていると、詰め所で、諭吉と、通訳を務める福地源一郎(犬飼貴丈)と出会った。福地は栄一に「向こうに行ったら、モンブランというフランス人には気をつけろよ。公儀の使節が異国に行くたびに交わりを求めてくるのだ。何度も断っておったら、次は薩摩に近づいておる」などと助言。諭吉はそのやり取りを聞いていた。
一瞬のシーンだったが、栄一&諭吉の初対面にネットが即反応。SNSに「まって、今回の青天を衝け 1万円札2人揃ってんじゃん!!」「新旧1万円札の肖像が、大河ドラマで一堂に会するなんて」「新旧1万円札!ここで出会うとは(笑)」「お札の人とお札になる人のご対面」「1万円札の引継式ですか?」「新旧お札の邂逅!わたしのところにガンガン来て欲しい」などの声が殺到した。また、このシーンに、昭和の一万円札を絡ませる視聴者もおり、「聖徳太子はどこだ」「聖徳太子だけ仲間外れやめろよ」「どっかで聖徳太子をねじ込んできたりして」などというボケツイートも届いた。
栄一、諭吉だけでなく、このほかにも、紙幣の肖像画となった伊藤博文(山崎育三郎)や岩倉具視(山内圭哉)が登場する同作。諭吉の登場を受け、ツイッターは「今日はお札の人物が3人揃った。五百円札→岩倉具視 一万円札→福沢諭吉 NEW→渋沢栄一」「お札の人たくさん出てきてたのしい」「今年の大河ドラマは日本銀行券の顔を出せるだけ出すのだというNHKの強い意志を感じる 青天を衝け ①渋沢栄一 新一万円札 ②伊藤博文 旧千円札 ③岩倉具視 五百円札 ④福沢諭吉 現一万円札」などと盛り上がった。