【肉道場入門!】スーパー「福島屋」自家製 世界よ、これがニッポンの“郷愁”ハンバーガーだ - イザ!

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肉道場入門!

スーパー「福島屋」自家製 世界よ、これがニッポンの“郷愁”ハンバーガーだ

郷愁を感じる「福島屋」のハンバーガー
郷愁を感じる「福島屋」のハンバーガー

 ★絶品必食編

 いまハンバーガーがちょっとしたブームだが、多方面の例に漏れず、二極化している。ファストフードのバーガーを毎日自動的に食べる人もいれば、“グルメバーガー”といわれる高級ハンバーガーを追い続ける人もいる。

 だが、先日「これが日本のハンバーガーなのかもしれない」と思える逸品に出会った。東京・六本木一丁目アークヒルズ地下のスーパー「福島屋」のパン売り場で売られている自家製ハンバーガーだ。

 噛みしめるとハンバーグの肉の味がはっきりとわかる。実に旨い。

 ハンバーガーという食べ物はだいたい牛肉100%だ。発祥国とされるアメリカでは連邦規則集で「ハンバーガー」に使うパティは牛肉100%と規定されている。

 日本でもハンバーガーは「ビーフ100%」が大半を占めるが、ビーフ100%だけがおいしいわけではない。

 特に日本の家庭におけるハンバーグは合い挽肉で作られる。牛ひき肉はこねると食感が強く(≒硬く)なりやすいが、豚肉を混ぜることで適度な柔らかさになる。

 話を福島屋のハンバーガーに戻すと、惣菜パンとして売られている同店のハンバーガーに、はさまれているハンバーグは、噛みしめるとまさに日本のハンバーグの味がする。原材料名にも「豚肉、牛肉」と書いてある(そして余計なものは入っていない)。

 そう、ハンバーガーパティとハンバーグは別物なのだ。特に日本では、使われている原料畜種も違い、別物だと考えていい。

 福島屋の自家製ハンバーガーは「国産牛と館ヶ森ポーク」で練り上げたやわらかなハンバーグと自家製ピクルスが北海道産小麦のバンズにはさまれている。

 噛めば日本小麦の香りが鼻に抜け、懐かしさすら覚えるハンバーグの味わいが口いっぱいに広がる。

 アメリカンな高級バーガーも、気軽なファストフードのハンバーガーもいいだろう。だが郷愁と旨さを同時に感じられるハンバーガーはそうそうない。世界よ、これがニッポンのハンバーガーである。 (火曜日掲載)

 ■松浦達也(まつうら・たつや) 編集者/ライター。レシピから外食まで肉事情に詳しく、専門誌での執筆やテレビなどで活躍。「東京最高のレストラン」(ぴあ刊)審査員。

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