2日午前の東京株式市場の日経平均株価は反発した。前日の米株式市場の上昇を好感した買いが先行。上げ幅は一時100円を超えた。一方、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感が相場の重荷になった。
午前10時現在は前日終値比113円51銭高の2万8820円55銭。東証株価指数(TOPIX)は17・62ポイント高の1956・83。
米国市場では、ダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって上昇し、東京市場も流れを引き継いだ。コロナ再拡大に加え、ワクチン接種のスピード鈍化が意識され、上げ幅は限定的だった。