“無観客五輪に現実味” 東京の感染者数、ステージ4に達し緊急事態宣言「再発令」も視野 上限5千人に切り替え難しい - イザ!

メインコンテンツ

“無観客五輪に現実味” 東京の感染者数、ステージ4に達し緊急事態宣言「再発令」も視野 上限5千人に切り替え難しい

 新型コロナウイルスの感染「第5波」が襲来している。政府は10都道府県に発令している蔓延(まんえん)防止等重点措置に関し、首都圏の1都3県は11日の期限で解除せず、延長する方向だ。東京都については緊急事態宣言の再発令も視野に入る状況で、23日に開幕する東京五輪の無観客開催が現実味を帯びてきた。

 菅義偉首相は6月30日、新型コロナ対策の関係閣僚会議で「東京の新規感染者数は増加傾向にある」と述べた。田村憲久厚生労働相は厚労省の会合で「東京は夜間の滞留人口が急増している。病床の使用率も上がってきている」と危機感を示した。

 東京では30日の新規感染者が714人まで増えた。直近7日間を平均した1日当たりの人数は508・4人となり、政府の対策分科会が掲げるステージ4(爆発的感染拡大)の水準になった。

 厚生労働省に対策を助言する専門家組織によると、都内の病床使用率は上昇傾向で、会合では「現在の速度で流行拡大が続くと7月後半までに確保病床が逼迫(ひっぱく)する」「東京五輪期間に感染拡大が加速すれば8月以降に病床使用率が限界に近づく」との専門家の試算が示された。<page/>

 先週末に「東京が下げ止まるかが重点措置の延長の可否に影響する」と指摘していた首相周辺は「厳しい状況になってきた」と述べた。政府筋は「宣言発令の検討もあり得る」と語った。

 東京ほどではないが、五輪競技会場を抱える埼玉、千葉、神奈川の3県でも新規感染者数が増加している。

 国内のワクチン接種は6月29日時点で4300万回を突破した。65歳以上の1回接種率は6割を超えており、感染の比率も減少傾向だが、感染の中心となっている20~30代への接種はまだ限定的だ。

 首相は6月21日、「宣言が必要になった場合は無観客も辞さない」と明言した。現在の政府基準では、重点措置適用中の地域での大規模イベントは「定員50%以内で最大5000人」を上限に認めている。ただ、重点措置が延長されても、「最大1万人としている五輪の観客数上限を5000人に切り替えるのは実務的に難しい」(官邸筋)とされる。

 決断のときは迫る。

zakzak

  1. 巨人・小林“謎の昇格”にナイン「いよいよトレードだ」と惜別 捕手を4人体制とした原監督の真意は
  2. 次の自民党総裁にふさわしいのは誰? 高市前総務相が衝撃の「81%」 菅首相の11・9%を7倍近く引き離す 夕刊フジ・zakzak緊急アンケート
  3. 高市氏の記者会見場で報道関係者怒鳴り声
  4. コロナ、経済対策、外交…新総裁適任は? 識者に聞く
  5. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」