阪神・大山は「4番の器」なのか 思い出すノムさん説いた「天賦の才は出会うもの」 - イザ!

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阪神・大山は「4番の器」なのか 思い出すノムさん説いた「天賦の才は出会うもの」

4番の重荷を外した効果なく4タコ
4番の重荷を外した効果なく4タコ

 阪神元監督の故野村克也氏は「4番は育てられない。出会うもの」と説いた。名将の追悼試合となった29日のヤクルト戦(甲子園)で、4番から降格となった阪神・大山悠輔内野手(26)はその器ではないのか。

 2位巨人と最大8ゲーム差から2・5差まで一気に迫られ、尻に火がついた矢野監督は打線を組み替え。18日のリーグ戦再開後9試合で打率・194と打線の切れ目になっていた大山を4番から6番に下げ、代わりにサンズを4番に据えた。効果はてきめん。1点を追う2回に2死から7連打で一挙5点を奪い、よりによって大山の右飛で猛攻は終了となった。

 数字はウソをつかない。主砲に求められる得点圏打率はリーグ最下位の・203。昨季28本塁打、85打点で4番に定着したはずが、ここに来て大山はチームの急失速の戦犯に祭り上げられ、関西メディアでは「4番から外せ」「このまま復調を待て」と論争が激化。20日に今季初の3タテを喫すると、矢野監督は「この悔しさをどうするかが一番大事」と奮起を促したが、直後の試合で打順降格を決断した。

 この日は昨年2月に84歳で急逝した野村氏の追悼試合。生前の名将はエースと4番は育てるものではなく、天賦の才との「出会い」としてドラフトの重要性を説いた。球団も生え抜き大砲の誕生を願い、金本前監督が2016年に大山を1位指名。引き継いだ矢野監督も辛抱強く起用して、ようやく花開いたかと思われたが、シーズンの折り返しを待たず70試合目でメスを入れた格好だ。

 試合後の指揮官は「悠輔が(調子が)上がってくるのが優勝につながる。6番を打つことで悔しさとか気分転換になればいい」と説明。天国のノムさんはどう受け止めただろうか。 (山戸英州)

zakzak

 


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