【夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦】冷凍麺で食感再現、ネット通じ名店の味お届け 「ラーメン・ジャーニー」(イートアンドホールディングス) - イザ!

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夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦

冷凍麺で食感再現、ネット通じ名店の味お届け 「ラーメン・ジャーニー」(イートアンドホールディングス)

家庭で名店の味を再現
家庭で名店の味を再現

 1969年、大阪・京橋の駅裏の5坪の餃子専門店からスタート、今や全国に351店舗を有する「大阪王将」などを有するイートアンドホールディングス(東京都品川区、文野直樹代表取締役会長CEO、https://www.eat-and.jp/)。長期にわたる緊急事態宣言により、夜間営業が主な収益源であるラーメン業態などが大きな打撃を受け、昨年度第1四半期は、外食事業が大幅な赤字という結果となった。

 ピンチを乗り越える施策として、(1)繁華街の店を閉め、出店立地を帰着駅生活立地にシフト(2)「浜田山セット」など、地域ごとの特徴あるご当地商品で足元商圏の客を大切に(3)外装をテークアウトしやすく改装(4)「いつかの初恋オムライス」のような懐かしくも新しい限定メニュー開発-などに取り組んできた。

 そして先月、新たなプロジェクト「ラーメン・ジャーニー」が始動。行列ができる有名店や全国の街の人たちに愛され続ける名店のラーメンの取り寄せサイトだ。

 これまでの冷凍ラーメンは、店舗と同じ麺を冷凍してあっても、家庭ではスープと別に麺をゆでなければならないという手間が発生している上に、ゆでた麺を職人のように湯切りすることができないため、スープが薄まってしまい、麺の食感が変化してしまっていた。味にこだわるファンや本来の職人の味を楽しんでもらいたい店主側にも不本意な思いが残っていたという。

 そこで、「ネット上に存在するラーメンの銘店街」というコンセプトに共感した19店の初期メンバーの店主たちが互いに麺のレシピを共有。イートアンドグループが有する冷凍技術を使い、湯切りなしでスープとともにゆでるだけで本来店主たちが味わってほしい味と食感を再現できる冷凍麺を開発。家庭で冷凍ラーメンを最も簡単においしく作れるラーメンが実現した。

 さらに、実際に街に店舗を構える、または構えていて人々に愛されていた実績のあるラーメン店には、店や街の雰囲気も味わえるページも併設されている。

 今後の出店についても、店主の納得がいくまで麺とスープのマッチングを議論し、共同開発でオリジナル麺の種類を増やしていく。また、後継者不足やコロナ禍などでやむなく閉店した店舗を「ラーメン・ジャーニー限定店舗」として復活させる取り組みも続けていく。家にいながらラーメン探しの旅に出かける時代だ。

 先にオープンしたウェブサイト(https://ramen-journey.shop/)に続いて、25日から7月1日までの期間限定で、東京・池袋東口にショールームも開店。18業態28商品の持ち帰り、イートインが可能だ。 (取材・福士由紀)

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