阪神・佐藤輝明“真価”問われる後半戦 球宴ファン投票、新人初リーグトップ得票数 - イザ!

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阪神・佐藤輝明“真価”問われる後半戦 球宴ファン投票、新人初リーグトップ得票数

オールスターに選出された(前列左)から阪神・中野拓夢、佐藤輝明、近本光司。(後列左から)ジェフリー・マルテ、梅野隆太郎、岩崎優、ロベルト・スアレス=甲子園球場(撮影・水島啓輔)
オールスターに選出された(前列左)から阪神・中野拓夢、佐藤輝明、近本光司。(後列左から)ジェフリー・マルテ、梅野隆太郎、岩崎優、ロベルト・スアレス=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

 「マイナビオールスターゲーム2021」(7月16日=メットライフドーム、同17日=楽天生命パーク宮城)のファン投票最終結果が28日に発表され、セ・リーグ首位の阪神から大量7人が選出された。1週間前の中間発表最終回で両リーグトップだった阪神・佐藤輝明内野手(22)は、オリックス・吉田正尚外野手(27)に抜かれて2番手に転落したものの、新人で史上初となるリーグトップの得票数を集めたのは立派だ。ただ、最近打撃は下降線で、阪神の快進撃にもかげりがみられるだけに、“過大評価”と言われないためにはここからが正念場だ。(山戸英州)

 投票は20日で締め切られ、翌21日の最終中間発表では佐藤輝が37万6962票で両リーグトップ。僅差の2番手がソフトバンク・柳田の36万2241票で、吉田正はそれに続く34万8322票の3番手だった。ラストスパートで佐藤輝は6万票弱を積み上げ、新人では史上初となるリーグ最多得票に輝いたが、吉田正はそれを上回る10万票弱を得て大逆転を許してしまった。

 阪神の選手で両リーグ最多得票は、18年ぶりにリーグ優勝した2003年に二塁手部門で約159万票を集めた今岡誠が最後。セ全体でも、11年外野手部門のヤクルト・青木宣親以来、出ていない。久しぶりにファン投票でも、パ・リーグから覇権を奪回するチャンスだっただけに、最後のひと伸びを欠いたのが惜しまれる。

 それでも、オープン戦から規格外のアーチを量産していた虎のルーキーは、レギュラーシーズンに入っても手を緩めることなくここまで19ホーマーを放ち存在感を示している。会見では「強いスイングが自分の持ち味。そこは心掛けたい。ホームランを一番、見てもらいたい」と胸を張った。

 第2戦の楽天生命パークは、先日の交流戦で3日間とも地元在住の祖父母がスタンドで観戦。NHKの全国中継をはじめメディアがこぞって取り上げたことで、今や有名人だ。今回も「見に来ると思う。また目の前で打てたらいい」と祖父母孝行を誓った。

 今回は阪神が、全11部門のうち7部門をジャック。人気チームで、開幕から首位快走。その原動力となっている佐藤輝だが、球団内では「評価が高すぎるのはかえって心配だ」との声もある。

 球団関係者は「新人ながら中軸を任される試合も多いのはさすが。ただ、決して佐藤輝個人の成績だけが純粋に票に反映された形ではない。チーム成績に引っ張られた側面も大きいと思う」と分析。侍ジャパンで4番を張る鈴木誠(広島)に20万票近く差をつけて選ばれたことには「いくら何でもファンが過大評価し過ぎ。マイペースな性格のため得票数で一喜一憂するタイプではないが、スケールの大きな選手ですから、期待を背負い過ぎずにのびのびやってほしい」と願った。

 同じ新人で遊撃部門で坂本(巨人)を抑え、ファン投票1位に選ばれた中野拓夢内野手(28)にも同じことが当てはまるという。

 ドラフト6位入団も、62試合出場で打率・281、リーグ2位タイの14盗塁をマーク。ただ、堅守が求められる遊撃の守備では、リーグワーストの11失策を犯している。

 「2000安打を放ち何度もリーグ優勝の立役者になった坂本を上回って選ばれたのはただただ驚きしかない。本人のモチベーション維持にはいいけど、気を引き締めないと足元をすくわれかねない」と警鐘を鳴らす。

 首位を独走してきたチームも、2位巨人とのゲーム差を最大「8」からわずか10日間で「2・5」まで詰められた。球宴ジャックの名に恥じないよう、阪神には最後の詰めを誤ることなく逃げ切ってほしい。

zakzak


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