群馬・邑楽町がデジタル通貨 子供1人に3千円の食事券

産経ニュース
邑楽町が導入する食事券カード(同町提供)
邑楽町が導入する食事券カード(同町提供)

群馬県邑楽町は、ふるさと納税総合サイトなどを運営するIT企業「トラストバンク」(東京都渋谷区)と、町内の商店や飲食店で使えるデジタル地域通貨「コハクペイ」を7月1日から導入する。新型コロナウイルス感染拡大で疲弊する町内の経済活性化が狙い。第1弾として子育て世帯へ食事券を配布する。

コハクペイは、トラストバンクの自治体向け地域通貨プラットフォームサービス「チーカ」を活用する。デジタル通貨を使うことで、利用状況が把握できるほか、デジタル上での入金管理となり、自治体、店舗双方の事務処理の軽減にもつながる。店舗で非接触で料金支払いするため、感染症対策が図れるとしている。

第1弾は、町内の小、中、高校生の子供を育てる保護者に、子供1人につき3千ポイント(3千円相当)を付与した「邑ごはん食事券」カードを7月下旬から順次配布。利用者は、カード取扱店での支払時に、QRコードを提示し、取扱店が読み取ることで決済ができる。利用期間は7月20日~来年1月31日。邑楽町によると、町内に約2650人の小、中、高校生がいて、食事券は795万円分を用意したという。

第2弾は、9月から来年3月15日に実施する総額2億5千万円分の「プレミアム付商品券事業」。1万円分購入すると1万2500円分のポイントが付与される仕組みで、上限は1人5万円まで。販売はアプリとカードで行う。

アプリを利用する場合は、8月2日~来年2月15日(販売上限に達し次第終了)までに申し込む。アプリを通じてクレジットカードで支払うと、ポイントが付与される仕組み。

カードは7月1日~8月6日に往復ハガキで応募後、当選ハガキを役場に持参することで購入できる。

販売上限は、アプリが1万2千セットで、カードが8千セット。

邑楽町の担当者は、「1、2弾の経済効果を検証し、今後に役立てていきたい」(財政係)と話している。

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