東大志願者に異変起こすか…TBS系ドラマ「ドラゴン桜」効果 前シリーズ放送後は一般入試約700人増加 - イザ!

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東大志願者に異変起こすか…TBS系ドラマ「ドラゴン桜」効果 前シリーズ放送後は一般入試約700人増加

主演の阿部寛(前列中央)ら『ドラゴン桜』の出演陣
主演の阿部寛(前列中央)ら『ドラゴン桜』の出演陣

 阿部寛(57)ふんする元暴走族の弁護士が落ちこぼれの高校生を東京大学合格へと導く人気ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)が27日に最終回を迎える。2005年放送の前シリーズでは、翌年の東大志願者数が増加する社会現象となったが、来年度の東大入試にも影響は出るのか。

 『ドラゴン桜』の魅力は、痛快な逆転劇を裏付ける確かな受験ノウハウにある。単純な計算問題を卓球のラリーのように交互に出題したり、その日覚えた英単語を使った日記をSNSに投稿するといった勉強法や、「国語は古文から解き始める」「英語のリスニングは事前に問題文を読んでおく」という実践的なテクニックも登場する。

 大学ジャーナリストの石渡嶺司氏は「作中の勉強法は教育関係者などに丁寧に取材したものを紹介していて、受験生ごとの相性はあっても大筋は正しいという評価が一般的だ」と解説する。

 東大合格を単なる絵空事で終わらせない説得力も話題を呼び、05年7~9月に放送された前シリーズの視聴率は最終回で20・3%を記録した。

 放送終了後の同11月に大手予備校が実施した東大模試の受検者数は、前年より2割増加。06年の一般入試志願者の合計は前年から約700人増加し計1万4951人、07年も増加傾向のまま1万5184人を記録した。

 中でも募集人員が多く倍率が低いとして登場人物らが受験した理科一類の志願者は、05年の4882人から07年に5353人と大幅に増加した。

 近年は受験生が地元に近い志望校を選ぶ傾向で、東大志願者数も直近5年間の一般入試志願者数は1万人を割り、21年の志願者は計9356人だった。

 前出の石渡氏は「東大合格レベルの学力を持っていても、家庭や本人の意向で地元での進学を希望する受験生も多い。『ドラゴン桜』の放送でそうした受験生を東大に呼び込めるかが1つの鍵になる」とみる。

 放送中の今シリーズでは、理系は合格最低点が最も低い理科二類、文系は募集人員が最も多い文科三類の受験を勧める場面も出てくるが、現在の受験生には合わないという指摘もあるようだ。

 受験関連の分析に定評のある大学通信の安田賢治ゼネラルマネジャーは「最近は大学名より学習内容を重視する受験生が増えており、何としても東大に行くより、学びたい学問を追求したいという生徒が増えているのではないか」と指摘する。

 東大合格のチャンスは広がっているが、東大だけが正解ではないということか。

zakzak

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