【ダッグアウトの裏側】田中将より優先再契約ヤ軍ラメーヒューが深刻スランプ - イザ!

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ダッグアウトの裏側

田中将より優先再契約ヤ軍ラメーヒューが深刻スランプ

ラメーヒューは6年契約で残留も1年目から打撃不振(USA TODAY)
ラメーヒューは6年契約で残留も1年目から打撃不振(USA TODAY)

 マー君の楽天復帰の影響で、すっかりBSでの中継が減ってしまったヤンキース。地区3位と調子が上がらないチームの中で、苦しんでいるのが昨季の首位打者であるDJ・ラメーヒュー内野手(32)だ。

 「まだ投手も打者も“どう対応するか”と自問自答している時期。(不振の理由を)答えるのは難しいね」

 本人は米メディアの取材に明言を避けたが、スランプは深刻だ。昨季は60試合制に短縮されたとはいえ、前半戦の打率は.403。最終的に打率.364だったが、今季は68試合に出場して打率.263と1割も下がっているのだ。

 身長193センチの右打者はロッキーズ時代の2016年に打率.348で初の首位打者を獲得。昨季のタイトル奪取で、近代野球(1900年以降)史上初めて両リーグでの首位打者となった。通算打率は3割を超えている(.302)。昨オフ6年総額9000万ドル(約93億円)で残留。ヤ軍が同じフリーエージェントだったマー君よりも優先して再契約したのは、安定した打撃力を高く評価していたからだ。

 不振の原因に挙げられるのが、今季から導入された低反発球。ラメーヒューのようなミート重視のコンタクト・ヒッターは、打球の勢いが落ちたことで野手の間を抜けなくなったという指摘がある。2019年の首位打者で、昨季も打率がリーグ2位だったホワイトソックスのティム・アンダーソン内野手(28)も、今季は.295と低迷している。

 ほかにも粘着物質の不正使用で回転数がアップした投球の変化に対応できていないという説や、年齢からくる視力の衰えという説もある。不正投球の方は取り締まり強化で元に戻る可能性がある一方、視力の低下なら事態は深刻だ。

 地区首位を争うのはレイズとレッドソックス。ヤ軍が逆襲するには、ラメーヒューの復調が欠かせない。 (サンケイスポーツ編集局次長・田代学)

zakzak



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