ケンブリッジが予選敗退…山県、満身創痍から決勝へ 1年延期が分けた五輪切符への命運 男子100メートル準決勝「陸上日本選手権」 - イザ!

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ケンブリッジが予選敗退…山県、満身創痍から決勝へ 1年延期が分けた五輪切符への命運 男子100メートル準決勝「陸上日本選手権」

桐生(右端)、小池(左端)らの後塵を拝し肩を落とすケンブリッジ(手前)(共同)
桐生(右端)、小池(左端)らの後塵を拝し肩を落とすケンブリッジ(手前)(共同)

 コロナ禍による1年延期が、自国開催の五輪を目指すスプリンターの命運を残酷なまでに分けてしまった。東京五輪代表選考を兼ねた「陸上日本選手権」(ヤンマースタジアム長居)で24日、前回リオデジャネイロ五輪400メートルリレー銀メダリストのケンブリッジ飛鳥(28)が男子100メートル準決勝で敗退した。

 予選は10秒37で通過も、3組目で走った準決勝では10秒44とタイムを落とし5着。「予選、準決勝ともにすべていいところなく終わってしまった」と肩を落とした。

 リオではリレーのアンカーとして脚光を浴びたが、その後は低迷。昨夏に自己ベストの10秒03をマークし復調の兆しも、今季は太もも裏の違和感に苦しみ、さらにハイレベルになった五輪出場争いにのまれる形に。「陸上競技って難しいなと感じました…」と最後まで悔しさをにじませた。

 一方で五輪延期に救われたのは、今月6日に日本新記録9秒95を出した山県亮太(29)だ。肺気胸、右足首靱帯断裂と走ることもままならない満身創痍を脱し、この日も準決勝を10秒16でトップ通過した。さらに、この1年で次世代の若手も台頭。東京農大二高3年の●(=木へんに却の去がタ)田大輝が10秒22の好タイムで、25日の決勝に進む8人に割って入った。

 山県以外の“9秒台カルテット”では、2組の多田修平が10秒17、右アキレス腱痛を抱える3組の桐生祥秀も10秒28で順当にトップ通過。一方で1組のサニブラウン・ハキームは10秒30で3着に終わり、タイムで拾われて辛くも決勝に進んだ。五輪切符は3枚のみ。これまでの競技人生の集大成は、0コンマ数秒の世界で決着する。 (山戸英州)

zakzak

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