新たな脅威「デルタプラス」VS「接種率4割」到達 五輪開幕まで1カ月…懸念される「感染第5波」 都は7月末までに3割目指すが - イザ!

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新たな脅威「デルタプラス」VS「接種率4割」到達 五輪開幕まで1カ月…懸念される「感染第5波」 都は7月末までに3割目指すが

感染再拡大の懸念が示された都のモニタリング会議=24日
感染再拡大の懸念が示された都のモニタリング会議=24日

 五輪開幕まで1カ月を切る中、東京都で新型コロナウイルスの感染が再拡大している。インド由来の「デルタ株」がさらに変異した「デルタプラス」が日本でも確認されるなど「感染第5波」が懸念されるが、第4波までと大きく違うのがワクチン接種が本格化していることだ。感染減少の目安である「接種率4割」へ時間との戦いだ。

 24日の東京の新規感染者数は570人で、前週の同じ曜日から118人増えた。都のモニタリング会議で都医学総合研究所社会健康医学研究センターの西田淳志センター長は、主要繁華街での滞留人口が「前回の緊急事態宣言前の水準に近くなっている」と説明した。

 感染力の強いデルタ株が急速に広がっており、都内の感染者のうち、デルタ株の割合が前週の約3%から約8%にまで上昇した。

 新たな脅威が「デルタプラス」だ。インド政府は懸念すべき対象に指定する方針を示した。デルタ株と比べて脅威がどの程度高いのかは不透明だが、国立感染症研究所の集計によると、日本でも少なくとも6件が報告されている。

 デルタ株制圧への最大の武器はワクチンだ。国内で使われている米ファイザー製や米モデルナ製などのワクチンの有効性を示す研究結果もあり、感染者数が再び増えている欧州でも死者数は減少している。

 東京iCDC専門家ボードの座長で東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「イスラエルのデータをみると、ワクチンの1回目接種が人口の40%を超えると(感染者数は)下がる。2回目接種が40%を超えるとさらに減る」と説明、「接種割合40%」を感染状況が落ち着く一つの目安とした。

 政府のデータによると、東京で2回目の接種を終えた医療従事者は今月18日時点で約42万人、高齢者を含む一般の接種者は23日時点で約57万人で合計約99万人。都の人口約1400万人の約7%に相当する。

 都は7月中に大規模接種会場を約10カ所開設する予定だが、さらに十数カ所増設する方向で場所や打ち手などを調整中だ。7月末までに都民の30%弱が2回目の接種を済ませることを目指すが、感染封じ込めへさらに接種を加速させることが重要だ。

zakzak

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