【勝者のワザ】青木瀬令奈 サントリーレディスオープン優勝 飛距離をカバーする「腕を使わない技」 トップに腕とクラブを置いて腰と肩を回し切る - イザ!

メインコンテンツ

勝者のワザ

青木瀬令奈 サントリーレディスオープン優勝 飛距離をカバーする「腕を使わない技」 トップに腕とクラブを置いて腰と肩を回し切る

青木瀬令奈
青木瀬令奈

 飛ばなくても勝てる! 青木の逆転優勝は、飛距離不足を嘆く多くのアマチュアゴルファーにとっての光明となったのではあるまいか。

 飛距離のハンデをカバーするのは、曲げない技とクラブセッティングにある。

 青木の技は、こうだ。「ダウンスイング以降は腕、手を使わないこと」。トップスイングまでは、それが主役ではないが、腕、手を使う。トップスイングが決まったら、あとはフィニッシュまで思い切って体をフルターンさせる。腕、クラブは、その動きについてくる。

 青木は「トップスイングの位置に腕、クラブを置きっぱなしにして、腰と肩をその場でクルッと回し切る」のがポイントだという。そうすると「切り返しのタイミングがずれないし、勝手に間ができて、そこからクラブヘッドが引っ張られるように動き出し、加速していく。自分の中にあるのは、そんな感覚です」と言葉を加える。

 飛ばしたくて、腕を使いたくなる。あるいは、体のターンが不足して腕を使わないとボールに当たらないような気がしてしまう。どちらも、飛距離不足をカバーすることにはならないし、むしろそこに曲がる要素を付け加えてしまっている。「ダウンスイング以降は、腕を使わない」と自分に強く言い聞かせて練習してみることをお勧めしたい。

 「あれっ、こういうことなのか!」という気づきがあるかもしれない。 曲がらないスイングができれば、次はクラブセッティングだ。青木のバッグをのぞくと、ヘッドカバーをつけたウッド、ユーティリティークラブで“カリフラワー状態”になっている。ウッドは1、3、5番という通常のセットに加えて7W、9Wの5本体制。そこに5U、6Uで150ヤード以上の距離をほとんど隙間のない状態で埋めている。アイアンは7番からのセットである。

 キャリー&ランで距離を稼ぐのは3Wだけで、あとはヘッドスピードがそれほど速くなくとも、ボールが上がりやすく、グリーンで止まりやすいクラブをそろえている、やさしいクラブセッティングということになる。

 セッティグを見直して、曲げないゴルフを目指そう。

 ■青木瀬令奈(あおき・せれな) 1993年2月8日生まれ。前橋市出身。7歳でゴルフを始める。前橋商高を卒業した2011年にプロテスト合格。17年「ヨネックスレディス」でツアー初優勝。父はドラマー、母はピアニストという音楽一家に生まれ、名前の由来は「セレナーデ」。今季賞金ランク18位(約4136万円)。153センチ、50キロ。

zakzak


  1. 日本、韓国のTPP加入「拒否」へ 「元徴用工」への異常判決に対抗措置
  2. 高市氏の記者会見場で報道関係者怒鳴り声