原巨人、逆転Vへ大号令「打てる助っ人を探せ!」 丸の不振、スモーク退団、中継ぎ右腕獲りも不発 - イザ!

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原巨人、逆転Vへ大号令「打てる助っ人を探せ!」 丸の不振、スモーク退団、中継ぎ右腕獲りも不発

2軍再調整を経て打線に帰ってきた丸が約1カ月ぶりの5号本塁打。ベンチの原監督(右)に“丸ポーズ”で祝福されたが、まだ信頼を取り戻せてはいない=19日、甲子園球場
2軍再調整を経て打線に帰ってきた丸が約1カ月ぶりの5号本塁打。ベンチの原監督(右)に“丸ポーズ”で祝福されたが、まだ信頼を取り戻せてはいない=19日、甲子園球場

 セ・リーグ2位の巨人は首位独走中の阪神との3連戦(甲子園)で2勝1敗と勝ち越し、ゲーム差を「6」に縮めて優勝争いになんとか踏みとどまった。編成トップを兼ねる原辰徳監督(62)は逆転Vへのテコ入れ策として、交流戦中に中継ぎ右腕獲りの号令をかけたがまとまらず、ここにきて方針を大転換。丸佳浩外野手(32)の調子が一向に上がらず、今季加入のジャスティン・スモーク内野手(34)も寝耳に水の退団となったことから、中軸を任せられる新たな外国人スラッガーの補強を急ぐ。(山戸英州)

 ■イライラの種

 カード勝ち越しを懸けた20日の3戦目。老練な名将が珍しく感情を爆発させた。両軍無得点で迎えた6回無死一塁で、代打香月が送りバント失敗の末に見逃し三振に倒れると、原監督はベンチのフェンスをしたたかに平手打ちしたのだった。

 イライラの伏線は新助っ人の電撃退団だ。交流戦を負け越しで終え、巻き返しを図るリーグ戦の再開を直前に控えた17日に、スモークが米国に帰国。関係者は「理由がコロナ禍で家族が来日できないストレスだと知り、寝耳に水の原監督はフロント連中に雷を落とした。外国人選手のそうした悩みを聞いてやるのが彼らの仕事だし、自分の耳に入れてくれればフォローのしようもあったわけだから」と証言する。

 昨年の日本シリーズでソフトバンクに2年連続で1勝もできず、ライバルとの大きな差は外国人スラッガーだと痛感。合わせてメジャー通算292発のスモークとエリック・テームズ外野手(34)を補強したが、ともにコロナ禍で来日が遅れたうえ、テームズは4月27日のデビュー戦でアキレス腱を断裂し帰国した。さらにスモークまで打線から消え、当初の構想は瓦解したに等しい。

 イライラの種は現有戦力にもある。広島からFAで加入し第3次政権で打線の核を担ってきた、丸佳浩外野手(32)が不振で今月5日に2軍落ち。1軍には広島時代に打撃の基礎を固めてくれた石井琢朗野手総合コーチ(51)がおり、「なんとか1軍で復調させようとしたが、うまく機能せず見切りをつけた形だ」と関係者は明かす。

 16日に昇格し阪神3連戦では打率・500、1本塁打、2打点と奮起。だが、指揮官はこれまで不調期の長さや日本シリーズでの不発を間近で見てきただけに、石井コーチも特効薬にならないとなれば、もはや今までのような信頼は置けない。

 打線を襲う数々の誤算に対し、原監督が出した答えは「補強策の転換」だった。これまで開幕から不安定な投手陣、特に「中継ぎができる速球派右腕」を軸に、交流戦期間中のトレードを目指してきたが、商談はうまくまとまらず。そのうち、投手の補強を優先する前提となっていた打線までコマ不足となり、「打てる助っ人を探せ!」の大号令が下るに至った。

 ■8月後半逆襲

 「中軸を打つ人材を連れてくるには時間もかかるが、幸い今年は1カ月近い五輪中断期間がある。8月末からの逆襲に向けて、球団フロントは血眼になって候補を探し回っている」と前出関係者。指揮官のイライラがスカッと解消するような快音を、バットから響かせてくれる救世主を探し出せるか。

zakzak


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