台湾政策で米中「太陽と北風」対決 支援と圧力で両極化 ワクチン大量空輸の米vs「一つの中国」支持要求の中国(2/2ページ) - イザ!

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台湾政策で米中「太陽と北風」対決 支援と圧力で両極化 ワクチン大量空輸の米vs「一つの中国」支持要求の中国

 台湾は、第1列島線上にある「戦略上の要石」であるうえ、世界最大手「台湾積体電路製造(TSMC)」などの半導体ファウンドリが集中しており、「半導体のサプライチェーンの要」である。日米など民主主義陣営にとって、極めて重要といえる。

 これに対し、習近平国家主席率いる中国は強硬姿勢を続けている。

 中国軍の「J16戦闘機」と「J11戦闘機」「H6爆撃機」など計28機が15日、台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入した。台湾国防部が同日発表した。同部が公表を始めた昨年9月以降、1日では最多の進入となった。前出のG7首脳会議でも「台湾海峡の平和と安定」を明記した共同声明が採択されたことに反発したようだ。

 さらに、台湾で対中政策を主管する大陸委員会は20日、台湾政府の駐香港出先機関である「台北経済文化事務処」の台湾人職員の査証(ビザ)発給をめぐり、香港政府が「一つの中国を支持する」との誓約書への署名を要求してきたとし、台湾政府は拒否して職員を台湾に戻すと発表した。


 中国の習指導部は、台湾の蔡政権に「一つの中国」を認めるよう圧力を強めている。香港国家安全維持法(国安法)の施行を受け、香港政府は台湾政策でも中国政府の指示に全面的に従っているとみられる。

 米中の台湾への対応の違いをどう見るか。

 福井県立大学の島田洋一教授(国際政治)は「バイデン政権は、中国共産党政権による香港への人権弾圧が強まることに危機感を強め、『台湾を第2の香港にするな』と身構えている。それが、当初の3倍以上ものワクチン提供で表れた。米議会民主党やワシントン・ポスト紙なども『中国の台湾への圧迫を跳ね除けろ』との論調を強めており、今後、米台関係は一段と強化される」と語った。

 一方の中国はどうか。島田氏は続けた。

 「中国共産党政権は、次の台湾総統選で『中国寄り』の国民党候補を勝たせて、緩やかな連合体をつくり、いずれ台湾を飲み込もうというのが基本戦略だ。蔡政権が続く限り、圧力や嫌がらせは続く。米国との緊張関係も強まるだろう」

zakzak

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