ハンコにFAX…次にメスを入れるのは身分証 公務員の業務効率化を打ち出す河野行革相 - イザ!

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ハンコにFAX…次にメスを入れるのは身分証 公務員の業務効率化を打ち出す河野行革相

立ち入り検査の際に必要とされる身分証のサンプル(内閣府提供、一部画像処理しています)
立ち入り検査の際に必要とされる身分証のサンプル(内閣府提供、一部画像処理しています)

 脱ハンコや脱FAXなど、公務員の業務効率化を打ち出す河野太郎行政改革担当相が次にメスを入れるのは身分証明書だ。自治体職員が民間施設に立ち入り検査をする際、法令によって269種類もの身分証が存在するためで、現場に大量の身分証を持参する職員がいるのも現状だという。

 加藤勝信官房長官は14日、「身分証の統合は、人事異動での発行事務の軽減、あるいは立ち入り検査の際の事務の円滑化など、行政の効率化の成果が大きいと聞いている。こうした取り組みをしっかり進めていただきたい」と述べた。

 現在、自治体職員が民間施設へ立ち入り検査する際に必要となる身分証は各法令に基づいて269種類あるが、これを1種類に統合する方針だ。

 条例改正が必要な自治体もあるため、今秋に省令の改正を目指しており、来年度からの共通化を目指す。

 愛知県の職員の中には、大気汚染防止法、水質汚濁防止法、自然公園法、廃棄物処理法など、1人で33の法令に基づく身分証を持っている職員もいたという。

 内閣府の規制改革・行政改革担当大臣直轄チームによれば、現場で急遽(きゅうきょ)、検査が必要になることもあるため、所有する全ての身分証を持参する職員も多いが、大きさや写真サイズなど様式はさまざまで、混乱を招くこともあるようだ。

 すでに環境省では3月、立ち入り検査などに必要な45の身分証を1種類に統合した。コロナ禍で業務が多忙となることも考慮し、統合は各職員が選択できる。3月時点で25道府県が統合を前向きに検討している。

 環境省大臣官房総合政策課は「愛知県の環境部局では、約350人の職員の身分証が統合され、約3500枚あった身分証が約360枚に減少したとの報告を受けている。作業やコストが圧縮され、身分証の管理も簡単になったと評価してもらっている」と説明する。

 河野氏の公式ブログ「ごまめの歯ぎしり」では、教育のデジタル技術活用や自動運転技術の規制改革など数々の改革を目指しているという。

zakzak


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