【江尻良文の快説・怪説】プロ野球を「国民的スポーツ」にした長嶋さん 最大の恩返しは東京五輪野球金メダル - イザ!

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江尻良文の快説・怪説

プロ野球を「国民的スポーツ」にした長嶋さん 最大の恩返しは東京五輪野球金メダル

「読売ジャイアンツ出陣式」に出席し、笑顔を見せる長嶋終身名誉監督(代表撮影)
「読売ジャイアンツ出陣式」に出席し、笑顔を見せる長嶋終身名誉監督(代表撮影)

 「我々がプロ野球界に身を投じた時には、職業野球と言われ、世の中から正業扱いされなかった。それを国民的なスポーツにまで押し上げてくれたのは、すべて長嶋のおかげだよ。長嶋がいなかったら、今のプロ野球界はない」

 巨人軍の栄光の背番号「3」を長嶋氏に譲り渡した、故・千葉茂氏は、事あるごとにこうしみじみと語っていた。

 日本のプロ野球を職業野球から国民的なスポーツに押し上げた“ミスタープロ野球“"ミスタージャイアンツ”。巨人・長嶋終身名誉監督が、唯一思うようにならなかったのが、五輪での金メダル獲得だった。

 2004年のアテネ五輪日本代表監督に就任。自ら金メダル獲得を目指したが、脳梗塞に倒れるという予期せぬアクシデントに見舞われた。ドクターストップにもかかわらず、アテネ行きを強行しようとしたが、最後は断念。最愛の門下生・中畑へッドコーチが監督代行を務めたものの、悲願の金メダル獲得はならなかった。

 長嶋氏にとって東京五輪は思い出深い大会だ。前回の東京五輪で、コンパニオンを務めていた故・亜希子夫人と知り合い、電光石火でプロポーズして射止めた縁がある。

 「スポーツ紙で東京五輪のON連載があり、その企画で、オレもミスターと一緒にコンパニオンを取材した。ミスターの電撃婚約、結婚後にその人が亜希子さんだったのを知り、仰天したよ」

 こう語るのはソフトバンク・王球団会長だ。

 東京五輪が再び巡ってきた。野球の代表選手も決まった。悲願の金メダル獲得は、野球を国民的なスポーツにまで押し上げた長嶋氏への最大の恩返しでもある。(江尻良文)

zakzak


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