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ヤクルト・村上宗隆“ミスター流”で守備力向上 セ・リーグ一番乗りとなる20本塁打達成

打撃だけでなく三塁の守備でもめざましい進歩を見せる村上
打撃だけでなく三塁の守備でもめざましい進歩を見せる村上

 ヤクルトの若き主砲、村上宗隆が交流戦最終戦となる13日のソフトバンク戦で、セ・リーグ一番乗りとなる20本塁打を放った。21歳4カ月での達成は“ミスター”長嶋茂雄さんの22歳5カ月を抜く最年少記録となった。

 6月は12試合で6本の量産体制。打席に入った瞬間に相手投手に威圧感を与える構え。そして打った瞬間、ソレとわかる打球…。まさに“本物のアーティスト”である。

 もはや日本を代表するスラッガーという姿に誰も異論は唱えないだろうが、村上の魅力はそれだけではない。成長著しい“守備力”である。

 10日のロッテ戦(ZOZOマリン)、1-1の同点にされた5回。なおも1死一、二塁のピンチのシーン。中村奨吾の三塁線への鋭い当たりは、ハーフバウンド気味の難しい打球だったが、村上は逆シングルできれいに処理。二塁へ転送、一塁へ再転送されて見事に併殺に仕留めた。捕って投げての一連のプレーに無駄がない。守備力の成長があった。

 36本塁打と大ブレークした2019年、一塁手で124試合で5失策、三塁手ではわずか28試合で10失策…。昨年も14失策(一塁手で6、三塁手で8)と散々だったが、今季は三塁手で55試合に出場し、わずか2失策(一塁手では17試合無失策)である。

 19年オフから2年連続して、米ロサンゼルスで行われたベテラン青木宣親の自主トレに参加。「守備を意識した」トレーニングで下半身を鍛えた。そこに柔軟性が生まれ、守備力の向上だけではなく、打撃にも好影響を与えたようだ。

 そういえば…。“ミスター”長嶋さんの打撃思考もこうだ。

 「プロではどちらかというと特打ちで調整する人が多いですが、僕はバットのキレが鈍ったら、まずフィールディング、ノックを受けましたね。守備というのはファンダメンタルズの中で、それだけ中枢をなしている」

 ナルホド。ミスター流の踏襲といえる。2年連続最下位のチームも2位に躍進した。村上の“攻守”が楽しみである。(産経新聞特別記者・清水満)

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