【ダッグアウトの裏側】引退表明のレ軍・ペドロイアは「9回まで見たい選手」 ハッスルプレー、フルスイングでファン魅了 - イザ!

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ダッグアウトの裏側

引退表明のレ軍・ペドロイアは「9回まで見たい選手」 ハッスルプレー、フルスイングでファン魅了

175センチの小兵ながらフルスイングが持ち味だった
175センチの小兵ながらフルスイングが持ち味だった

 初めて筆者にア・リーグMVPの投票権が与えられたのは2008年だった。全米野球記者協会(BBWAA)のメンバーの中から28人だけの大役。熟慮の末、投票用紙の一番上に書いたのがレッドソックスのダスティン・ペドロイア二塁手(37)だった。

 「ボストン・レッドソックスが自分にとってはすべてだった。最高のファンの前で毎試合、勝利に貢献できるようにプレーしてきた」と現役引退を表明したのは今年2月。引退セレモニーが今月25日(日本時間26日)のヤンキース戦前に催されることになった。

 右投げ右打ちのペドロイアは04年ドラフト2巡目でレ軍に入団。06年にメジャー昇格を果たし、07年に新人王、08年には213安打を放ちリーグMVPを受賞した。07、13、18年のワールドシリーズ制覇に貢献。球宴とゴールドグラブ賞に4度ずつ選出された。

 身長175センチと小柄ながら、いつもユニホームが汚れているハッスルプレーが持ち味。打撃でも、体がねじ切れそうなフルスイングでファンを魅了した。通算1512試合出場で打率・299(1805安打)、140本塁打、138盗塁、725打点。同僚だった主砲のデービッド・オルティスは、こう賛辞を贈っている。

 「チケットを買って9回まで見たい選手を問われたら、ダスティン・ペドロイアと答えるよ」

 不運だったのが17年。二塁で当時オリオールズのマニー・マチャド(現パドレス)のスライディングを左膝に受けて負傷。18年は3試合、19年は6試合しか出場できなかった。計4度も手術を受け、昨季はリハビリに専念したがカムバックできなかった。

 殿堂入りも夢ではなかった野球人生を断たれる大けがだったが、少なくとも公の場ではマチャドを非難することはなかった。逆に「自分の入った位置がよくなかった」とさえ口にした。

 闘志あふれるプレーで地元ファンから愛された。どんな言葉で、別れを告げるのだろうか。(サンケイスポーツ編集局次長・田代学)

zakzak

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