【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】2人の縁結ぶ「紀功碑」 心待ちにしていた「渋沢栄一と高島秋帆」展 - イザ!

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2人の縁結ぶ「紀功碑」 心待ちにしていた「渋沢栄一と高島秋帆」展

 東京都では1日から緊急事態宣言が延長されているが、博物館などは開くことになった。近場ではあるが、心待ちにしていた展示が板橋区立郷土資料館で見られることになったので、さっそく行ってみた。題して「連携協定記念展 渋沢栄一 高島秋帆」(入場無料、20日まで)=写真(1)。4月からの展示だったが、緊急事態宣言で資料館が休館していたので、ようやく見られることになりうれしい。

 シルバーパスで自宅近くの高島平から都営三田線で2つ目の終点、西高島平で降りる。首都高の下を10分ほど歩くと赤塚溜池公園に着く。その一画に資料館がある。

 高島秋帆は幕末の砲術家で、当地で大規模な砲術演習を行ったことから高島平の地名の元となった。その秋帆と渋沢栄一にどんな関係があるのか。大河ドラマファンとしては興味津々だ。確かにドラマが始まった頃、栄一の生家があった岡部藩に罪人として流されてきた秋帆と幼い栄一が絡むシーンがあった。

 とはいえ、展示を見る限り2人に直接の接点があったわけではないようだ。秋帆の高島平での足跡と栄一が板橋に残した養育院について詳しく知ることができた。当欄で前に紹介した演習場近くの寺・松月院に建立された「高島秋帆先生紀功碑」=同(2)=の建設に賛同した栄一が寄付したという縁はあるという。

 養育院は現在は地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(板橋区栄町)として、高齢者医療の研究・治療の中心機関となっている。明治初頭の初代の東京府知事が設立したが、「税金を使って貧乏で働けない人を養育することは怠け者を作る」という反対論で存続の危機にあったところを「政治は論語の仁を行うもの」と主張する栄一が養育院経営を受託し院長となった。

 当欄で上野公園で日本のゴッホといわれる画家、長谷川利行の石碑を見つけた話を書いた。利行は三河島で行き倒れて板橋の養育院に収容され亡くなったが、その展示もあった。その養育院の立役者が栄一であり、同センターに銅像が残されている。訪ねてみようと思いながら帰路に着いた。 (いくちゃん)

 【板橋区立郷土資料館】 東京都板橋区赤塚5の35の25、9時半~17時、月休、無料。1階の常設展示は板橋区の歴史を紹介。2階で企画展示が行われる。

zakzak


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