追悼・小林亜星さん秘話 よく飲み、よく食べ、よく遊び…ペリー荻野氏が明かす 「力が抜けた曲ほど当たるから不思議なんだ」 - イザ!

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追悼・小林亜星さん秘話 よく飲み、よく食べ、よく遊び…ペリー荻野氏が明かす 「力が抜けた曲ほど当たるから不思議なんだ」

小林亜星さん
小林亜星さん

 5月30日に心不全のため88歳で死去した作曲家の小林亜星さん。テレビ草創期から活躍し、『北の宿から』といった歌謡曲にはじまり『この木なんの木』などのCMソングまで、数多くの名曲で昭和という時代を彩った巨星が旅立った。

 亜星さんは5月30日朝、ベッドから起き上がりトイレに向かう際に転倒。動けなくなったため、病院に運ばれたが、そのまま帰らぬ人となったという。

 会社員になるも「一度きりの人生だから」と思い立ち、好きだった音楽の道へ。故服部正さんに作曲を学び、1960年代にCMソング『ワンサカ娘』が評判になり売れっ子となった。

 CMソングや歌謡曲にとどまらず、アニメや特撮まで手掛けてきたが、その楽曲に通ずるのは口ずさみたくなるような楽しさだ。

 著書『テレビの荒野を歩いた人たち』などで亜星さんをたびたび取材したコラムニスト、ペリー荻野氏は、亜星さんがヒット曲について、「作ろうと力んでも当たらない」と話していたことを思い出す。

 「凝りに凝った曲は当たったためしがないとよくおっしゃってました。『北の宿から』が日本レコード大賞に輝いたときも、その前に手掛けた曲がいわゆる“通好み”で一般受けしなかったので、『力が抜けた曲ほど当たるから不思議なんだ』とも」

 よく飲み、よく食べ、よく遊ぶ人だった。実はそれがヒット曲の源泉だったのかもしれない。ペリー氏はいう。

 「遊び心を忘れない人でした。老若男女、誰もが歌ってくれる歌は、真面目なだけでは生まれてこないと考えていたんでしょうね。だからなのか、二日酔いの朝、夢うつつの中で浮かんだ曲がヒットしたこともあったそうですよ」

 亜星さんを語る上で、もうひとつ欠かせないのが演技だ。代表作となった『寺内貫太郎一家』(TBS系)では西城秀樹さんが演じる息子との大乱闘が話題を集めた。

 「『演技なんかできないから、本気でやっていたよ』と教えてくれました。一度は投げ飛ばして大けがを負わせてしまったこともあり、秀樹さんのファンからは相当恨まれたそうです。でもお互いに分かり合えていたから、本気でやりあえたとも。文字通りどっしりした人でした。そこにいるだけで何かが起きそうな感じがある楽しい先生でした」

zakzak


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