「ひねり王子」白井健三、24歳の若さで電撃引退…「未練は一つもない」/体操

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現役引退会見をする体操の白井健三=横浜市青葉区の日体大(撮影・矢島康弘)
現役引退会見をする体操の白井健三=横浜市青葉区の日体大(撮影・矢島康弘)
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体操男子で2016年リオデジャネイロ五輪団体総合金メダルメンバーの白井健三(24)=日体大教員=が16日、横浜市の日体大で記者会見し、現役引退を表明した。「ひねり王子」の愛称で親しまれた体操ニッポンの顔は指導者に転身。既に日体大体操競技部の男子コーチとして指導を始めており、大技「シライ」を次代に継承する。

■リオ五輪団体総合で「金」

体操ニッポンを支えてきた白井が、24歳の若さで現役生活に終止符を打った。「未練は一つもない。恵まれた体操人生だった」とすがすがしい表情を浮かべた。

6日までの東京五輪代表選考会で切符を逃した。近年は技の出来栄えを重視する採点傾向や故障に苦しんでいた。日本体操史上最年少の19歳で金メダルに輝いた16年リオ五輪の時から、東京五輪で競技者としての区切りをつける考えがあったという。既に日体大の男子コーチとして次なる一歩を踏み出している。

■母校・日体大で後進の指導

ともに日の丸を背負ってきた東京五輪代表の内村航平(32)=ジョイカル=には、4月に引退の意向を伝えた。「最後は健三らしい体操を見たい」との言葉をかけられた。「航平さんがいなかったら僕はいない。感謝の2文字では伝えきれない存在」と言い表した。

17歳で臨んだ13年世界選手権で種目別床運動を制し、世界にシライの名をとどろかせた。ひねりの技術に優れ、床と跳馬で3つずつ自身の名前が付く技を持つ。「白井の教え子だから『シライ』ができるという子が誕生したら面白い」。類まれな力を次世代に紡ぐ。(鈴木智紘)

白井 健三(しらい・けんぞう)

 1996(平成8)年8月24日生まれ、24歳。横浜市出身。岸根高から日体大に進み、日体大大学院を経て日体大教員。3歳で競技を始める。2016年リオデジャネイロ五輪は団体総合で金メダル、跳馬で銅メダル。世界選手権は団体総合、床運動、跳馬を合わせて5つの金メダル。164センチ、55キロ。

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