中年男子も共感できる“シュワシュワな青春” 7月9日公開「ハニーレモンソーダ」 - イザ!

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中年男子も共感できる“シュワシュワな青春” 7月9日公開「ハニーレモンソーダ」

有望な若手俳優たちが胸キュンな演技をみせてくれた
有望な若手俳優たちが胸キュンな演技をみせてくれた

 いい年をした中年男子が映画館でこの作品に浸るとき、「マスクをしていてよかった」と感謝することだろう。マスクの下のニタニタ顔を周囲に悟られずに済むからだ。

 7月9日公開の『ハニーレモンソーダ』(神徳幸治監督)。海外青春ドラマのようなアップテンポの入りから終わりまで、ニタニタ・ニヤニヤが止まらない。キリンレモンへの推し感も当初からわかりやすくていい。

 原作は『りぼん』に連載中の村田真優さんの同名コミック。アンケートでは「実写化してほしいマンガランキング」の1位に輝く人気作だけに読者や観客に突っ込まれる作品は作れない。ただ原作を知らなくても、シュワシュワした青春ラブストーリーとして楽しめる。

 配役もメインどころはみんなチャーミングだ。

 Snow Manのラウール(17)が映画単独初主演で演じた三浦界は、高校中の女子に大人気の学園のスター。髪は明るい金髪で、正義感が強くて、ぶっきらぼうでどことなく暗い影を秘めている。

 界が中学時代に一度だけ出会い、高校入学後に再会する石森羽花は中学時代にはいじめられ、「石」とあだ名されていた。吉川愛(21)が愛くるしく演じる。

 ツートップの下を、堀田真由(23)、坂東龍汰(24)、岡本夏美(22)、濱田龍臣(20)の4人が固める。群像劇としての要素もきっちりだ。<

 特別なハプニングがあるわけではない。イジイジしている羽花が自分の殻を破って脱皮しようとし、それに界が寄り添う構図。いじめの盾になったり、頭をなでなでしたり、秘密の隠れ場を共有したり、自撮りしたり、カフェで勉強したりという日常がつづられる。

 青春映画と親和性の高い夏祭りや海水浴もしっかり描かれ、中年男子の心の中は“恥ずかしながらキュンです”だ。

 青春をかなり通り過ぎてた世代であっても、かつては青春だった時代が絶対にある。だから共感もできるし、それはないでしょ! と脳内で突っ込んだり、そうなるよなぁ! と合点したり。

 途中で界の秘密がにおわされるが、終盤にきちんと回収される。なぜ秘密にしたのか、大人の物差しではわかりにくいが深く考える必要はない。

 登場人物は10代の物差しで生き、考え、笑い、悩んでいる。観客は頭でっかちにならずに、111分のシュワシュワした青春に、ただ身を浸すだけでいい。

zakzak

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