日米欧の大手サイト「同時多発障害」はなぜ起きた? 「リスクゼロを望むより代替策の検討を」識者 - イザ!

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日米欧の大手サイト「同時多発障害」はなぜ起きた? 「リスクゼロを望むより代替策の検討を」識者

 日米欧のメディアやネット通販、政府機関などのウェブサイトで同時多発的に障害が発生した。サイト運営に関与する米クラウドサービス企業の設定トラブルが原因だといい、特定企業にシステムを依存する構図が浮き彫りとなった。ただ、専門家は「障害発生のリスクをゼロにするのは難しい」と指摘する。

 8日に発生した大規模障害では、米ホワイトハウスや英政府のサイトが一時的にダウンしたほか、米CNNテレビ、ニューヨーク・タイムズ紙、ブルームバーグ通信などの主要メディアのほかアマゾン・コムなどのサイトやアプリも影響を受けた。日本でも環境省や金融庁、日本経済新聞社や読売新聞社などのサイトが一時、アクセスしにくい状態になった。

 障害発生の原因は米クラウドサービス提供会社、ファストリーの設定上のトラブルによるもので、1~2時間程度で復旧は完了したという。

 ファストリーについてITジャーナリストの三上洋氏は「オリジナルのサーバーにアクセスが集中する事態を避けるため、代理のサーバーから画像や動画などを送り負荷を分散させるコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)というサービスを提供している」と解説する。

 今年5月には、米IT大手セールスフォース・ドットコムのクラウドサービスで障害が発生し、影響は日米の金融機関や日本政府のワクチン接種管理システムなどにも及んだ。

 三上氏は「ネット上の情報を大手サービスに委託して管理する手法は一般化しており、メンテナンスのコストを下げ、障害のリスクや復旧にかかる時間を削減できていることは確かだ。リスクゼロを望むより、各社が復旧までの代替策を検討しておくことが大事ではないか」と話した。

zakzak

 


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