【夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦】複数社のデリバリー注文を一元管理で効率化 「CAMEL」(tacoms) - イザ!

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夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦

複数社のデリバリー注文を一元管理で効率化 「CAMEL」(tacoms)

CAMEL導入前のバックオフィス
CAMEL導入前のバックオフィス

 多くの飲食店が提供するデリバリーサービス。今や配達員の姿を見ない日はない。注文受付と配達サービスを提供する会社も続々と誕生し、シェアを競い合っている状況だ。

 2019年夏、近い将来デリバリーサービス業が急成長を遂げることになるとは想像していなかった頃、注文用アプリ開発に乗り出した「tacoms(タコムス)」(東京都文京区、宮本晴太社長、https://www.camel-delivery.com/)。現在も東京大学工学部に在籍中の宮本氏が、友人と2人で起業した。

 半年間デリバリーサービスの開発を行ったが、結果は失敗に終わった。「デリバリーサービスを作るのでお店に置いてください」と営業しても断られるのだ。

 店舗はデリバリーサービスごと、提供ブランドごとに注文受注端末を用意する必要がある。ゴーストレストランのように1キッチンで数ブランドを営業する店舗や、複数のデリバリーサービスを利用する店舗のキッチンはタブレットであふれている。数多くの端末それぞれの管理画面にログインし、注文処理と更新作業を行わなければならない。アルバイトのシフトが変わったり、日本語が苦手なスタッフもいるので、覚えきれないというのだ。

 「端末の多さと操作の煩雑さを解消するシステムがあれば…」。昨年2月、失敗から生まれた新たな構想が動き出す。経験のあるエンジニアとチームを結成、4月から開発スタート。8月にはβ版をリリースした。

 数社に使ってもらいながら改良を重ね、今年5月、デリバリー注文一元管理サービス「CAMEL」が正式にリリースとなった。

 主な機能は、(1)複数のデリバリー/テークアウトサービスからの注文を一元管理できる(2)メニューの変更や売り切れの設定が一括でできる(3)プリンター連動機能によりタブレットを見なくても調理ができる-など。

 「CAMEL」というネーミングについてたずねると、「CAMEL=ラクダ…『楽だ!』です」と語る宮本氏。現状あるデリバリーサービスと大きくデザインを変えず、似たような操作性を意識した。

 すでに導入した飲食店からは、「簡潔なオペレーションのおかげで、新たなサービスにも出店できるようになり、管理コストの削減と売り上げの増加につながっている」と喜びの声が届いている。

 最初に必要なのはタブレットの用意のみで、あとは月額の利用料となる(店舗規模により異なる)。デリバリーを取り巻く環境が日々変化する中、システムも常にアップデートしていく必要があり、月額制とした。

 まだ始まったばかりのサービスだが、確実にデリバリーの新たなインフラとなりそうだ。 (取材・細見昇市)

zakzak

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