【江尻良文の快説・怪説】山口俊の巨人復帰会見でクローズアップされる日本人メジャーリーガーの地位低下 - イザ!

メインコンテンツ

江尻良文の快説・怪説

山口俊の巨人復帰会見でクローズアップされる日本人メジャーリーガーの地位低下

リモートで入団会見に臨む山口の髪の毛はしっかり黒に染められていた
リモートで入団会見に臨む山口の髪の毛はしっかり黒に染められていた

11日、巨人復帰が決まった山口俊(33)がオンラインで入団会見。来季までの契約で、今季年俸は3000万円プラス出来高払い。この山口の復帰劇を見ていると、日本人メジャーリーガーの地位低下が痛感される。

ブルージェイズへ移籍した昨季は17試合に登板。2勝4敗、防御率8・06。今季はサンフランシスコ・ジャイアンツでメジャーに昇格できなかった。

「野球人生で経験できなかったことを学べた」。山口はこうメジャーリーグに挑戦した意味を強調した。が、現実は日本人メジャーリーガーの限界を暴露したしたと言える。巨人では2019年に最多勝、勝率1位、最多奪三振の投手三冠だったのに。

「巨人に入団した以上、優勝が一番の目標。その力になりたい」と山口はアピール。巨人に戻った以上、エースに復帰しなければ、メジャー挑戦は無意味になってしまうという気持ちもあるに違いない。

メジャーに挑戦する日本人選手は珍しくなくなったが、日本とメジャーの実力差は決して縮まっていない。誰もが成功したと認めるのは、野茂、イチロー、松井の3人だけだろう。

投手と打者の二刀流・大谷が米国でも注目を浴びて大騒ぎだと、日本では連日報道されているが、希少価値があるから珍重され、クローズアップされているという要素がある。まだ圧倒的な成績を残したというわけではないから、真の実力が評価されているとは言いがたい。

ソフトバンクの王貞治球団会長は野茂、イチロー、松井の成功の要因についてこう話している。

「野茂はトルネードという独自の投法と、メジャーの投手が故障を恐れて投げなくなった本格的なフォークボールで成功した」

「イチローは足の速さをフル活用し、ヒットを打つことに撤したからだ。内野安打の多さを見たらわかるだろう。松井はメジャーのエース級だけには苦しかったが、一度だけでも30本塁打を打ったのは立派。メジャーでの30本は日本での50本に匹敵する」

野茂がメジャーに挑戦してから四半世紀が経ったが、松井や大谷のようなメジャーで通用するパワーを持っている日本人選手は今でも多くなく、米球界とのパワー格差は大きな壁。イチローほどの技術があれば別だが、それも見当たらないのが現実だろう。(江尻良文)

zakzak


  1. おかえりモネ、部屋から出た「宇田川さん」に膨らむ視聴者の予想「ブッキー説を提唱」「宇田川さんは妻夫木でしょ?」の声
  2. 「ガラケー」に迫る終焉 携帯3G、来年から各社で終了
  3. コロナワクチン「間違った打ち方」で抗体が不十分となるリスクも