ハードロック・バンド「ラウドネス」のデビュー秘話 伝説の音楽プロデューサー月光氏が語る - イザ!

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ハードロック・バンド「ラウドネス」のデビュー秘話 伝説の音楽プロデューサー月光氏が語る

 伝説の音楽プロデューサーであり、現在は画家兼デジタルアーティストとして活動する月光恵亮氏の軌跡を振り返るトークイベントの第2弾が先日、開催された。今回はデビューのプロデュースに深く関わったハードロック・バンド、LOUDNESS(ラウドネス)の秘話を語り尽くした。アーカイブは15日まで見ることができる。

 LAZYのギタリストの高崎晃とドラムスの樋口宗孝が結成したラウドネス。月光氏は当時、ビーイングの副社長として、ラウドネスとBOOWYのプロデュースに携わった。

 ボーカル、ベースはオーディションで選抜。元アースシェイカーのボーカリスト、二井原実は、当時はR&B路線に転向していたという。「にいやん(二井原)は、その頃テクノカットみたいな変な髪形でした。ジェームス・ブラウンに感化された歌の跳ね方、16ビート、R&Bをメタルに入れた絶妙さが勝因ではないでしょうか。まーくん(山下昌良)の絶妙なグルーヴを樋口さんと出していました」(月光氏)

 LAZYには興味がなかったという月光氏だが、ラウドネスのデモトラックを聴いたとき「このバンドはスゴイ! イケる!」と興奮した。

 デビューアルバムの「悪魔に魂を売ったエンジェルたち」というキャッチフレーズが衝撃的だ。3枚目まで月光氏がアートディレクションやキャッチコピーを担当。「メタル・ムーヴメントの頂点にいく方法論としてオジー・オズボーンの受け売りでした」

 ラウドネスのデビューライブは1981年12月17日、浅草国際劇場で、キング・クリムゾンの来日公演の合間を縫って行われた。大ばくちだったがチケット3000枚は即完で大成功。

 「会場を黒い服を着たカラス軍団が埋め尽くしていたんです。イメージが届いたんだ」と戦略の成功を喜んだ月光氏は、82年の渋谷公会堂では、棺おけから二井原が出てくる演出も仕掛けた。オジー・オズボーンのイメージを踏襲したという。

 デジタルアーティストに転向した月光氏は7月5~11日、渋谷パルコで個展を予定している。

zakzak

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