【TV視てますか?】NHKに実力派が集結、“社会的距離”取らず女性問題を掘り下げ 金曜夜のドラマ10「半径5メートル」 - イザ!

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NHKに実力派が集結、“社会的距離”取らず女性問題を掘り下げ 金曜夜のドラマ10「半径5メートル」

「半径5メートル」
「半径5メートル」

 先週に続いて「向田邦子賞受賞の~」。NHK金曜夜のドラマ10『半径5メートル』(全9回)は、今年1月期に放送されたテレビ朝日『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』のオリジナル脚本で第39回向田邦子賞を獲得した橋部敦子による“受賞第1作”だ。

 しかも、チーフ演出はNHKのドキュメンタリー畑出身で劇映画の監督に転身し、『幼な子われらに生まれ』(2017年)で内外の映画賞を多数受賞した三島有紀子。

 たまたまなのか、大河、朝ドラに加えて土曜ドラマ(『今ここにある危機とぼくの好感度について』!)にこのドラマ10と、NHKは3回目の緊急事態宣言下、ドラマ4枠に好スタッフと実力派スタッフをそろえ、「うれしい悲鳴」を休ませてくれない。

 「女性ライフ」という週刊誌の編集部が舞台。芸能ゴシップを追う「一折(いちおり)」班でチョンボをし、生活情報専門の「二折(におり)」班に異動となった女性記者(芳根京子)が、ベテラン名物女性記者(永作博美)とバディを組んで女性の身近な問題、いわゆる“半径5メートル”の人間模様に迫る。

 毎回ワンテーマだが、5話と4日放送の6話は前後編仕立て。6話は緒形直人がキーパーソンとしてゲスト出演する重要な回だが、この「TV視てますか?」は原稿締め切りが「二折班」と同様に早く、残念ながら見ずに書いている。

 永作と付き合いの長い編集長が真飛聖。二折班の班員たちにうまいコーヒーをいつもいれてあげる癒やし系デスクが尾美としのり(第2話で好演)、班員は他にトランスジェンダーの北村有起哉(第4話で名演)と山田真歩。

 この顔ぶれに脚本家とメイン演出家、何よりもタイトルから本作が「女性」寄りであることは確かだが、こびずにテーマを深く深く掘り下げ、見ごたえがある。3日の『あさイチ』には永作が出張コラボ出演(?)していた。

 得したのは芳根の部屋に押しかけ同棲(どうせい)する、いかにも週刊誌記者の毎熊克哉。ほっといても目立つ。 (新橋のネクタイ巻き)

zakzak

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