【SPORTS BAR】男子プロも舌巻く笹生優花の信念「嫌だな…と思いながら人生を生きたくない」 師匠の尾崎将司「体の強さ、ヘッドスピードの速さ…言葉は悪いが女じゃない」 - イザ!

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男子プロも舌巻く笹生優花の信念「嫌だな…と思いながら人生を生きたくない」 師匠の尾崎将司「体の強さ、ヘッドスピードの速さ…言葉は悪いが女じゃない」

素質を開花させた笹生(USA TODAY)
素質を開花させた笹生(USA TODAY)

 女子ゴルフの笹生優花(19)が世界最高峰「全米女子オープン」で優勝した。つまり世界ナンバーワンである。常日頃から「世界一になる」と公言していたが、その夢を実現させた。快挙である。早朝のテレビ中継を見ていて興奮した。

 前週の男子大会「日本ゴルフツアー選手権森ビル杯」(茨城)の会場で石川遼は、笹生のすごさに感嘆していた。

 「4年前かな、僕の高校(東京・杉並学園)時代の監督だった吉岡(徹治)先生が、(笹生が通う)代々木の監督になっていた関係で、『この子どう思う』と1本の動画を送ってきたんです。見た瞬間『マジ、すごい子が出てきたな』って…」

 男子プロ並みのスイングの鋭さに驚かされた。昨年8月にプロ転向2戦目「NEC軽井沢72」で初勝利。「最初の勝ち方も圧巻…。日本だけでなく、世界中の人たちが注目する選手だと思う」と大絶賛である。

 “ジャンボ”尾崎将司プロの門下生である。師匠は「あの体の強さ、ヘッドスピードの速さ…。言葉は悪いが、女じゃないくらい。そりゃ(飛ばし屋の原)英莉花がいくら頑張っても20ヤードおいていかれる」とその資質に脱帽し、こんなエピソードも明かす。ジャンボ仕様の特注ウエッジをプレゼントされると、笹生はそのまま試合で使ったという。まさに男子プロ顔負けなのである。

 女子ゴルフは樋口久子が「全米プロ」(1977年)を制し、岡本綾子が米ツアー賞金女王(87年)、宮里藍は世界ランキングで日本人として初のトップに立った(2010年)。2年前には渋野日向子が「全英オープン」を制し、いま笹生が続いた。

 19年に予選会に挑戦して失敗、挫折も味わった米ツアー。今オフに再び予選会から挑戦する予定だったが、この勝利で5年シード、米ツアーの正式メンバーになった。フィリピンと日本の両国籍を持つ。日本語より英語が堪能だというだけあって英語のスピーチも良かった。溶け込んでいた。

 以前、笹生はこんな言葉を残している。「自分はどこにいても楽しい。絶対に嫌だな…と思いながら人生を生きたくない」。ポジティブな姿勢で夢をかなえた。揺るぎない信念を見た。(産経新聞特別記者・清水満)

zakzak

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