巨人、球宴ファン投票選出なしの危機 阪神優勝の2003年と酷似 「一塁・ウィーラー」「遊撃・坂本」可能性はあるが… - イザ!

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巨人、球宴ファン投票選出なしの危機 阪神優勝の2003年と酷似 「一塁・ウィーラー」「遊撃・坂本」可能性はあるが…

 2年ぶりに復活する真夏の夢の球宴で、巨人がファン投票選出ゼロの危機を迎えている。昨年はコロナ禍のため中止となった「マイナビオールスターゲーム2021」(第1戦=7月16日、メットライフドーム。第2戦=同17日、楽天生命パーク)のファン投票が始まっているが、巨人から選出なしとなれば、2003年以来18年ぶり。前回は首位を走る阪神勢の勢いに押された格好だったが、原辰徳監督(62)が全セの指揮を執ることを含めて状況は酷似している。そして、この年のペナントを制したのは阪神だ。 (片岡将)

 8日に発表された第5回ファン投票中間発表。中継ぎと抑えを含めた11ポジション(外野は3位まで選出)で1位に立ったG戦士はいなかった。両リーグ最多となる14万7890票を獲得している怪物ルーキーの佐藤輝明外野手(22)を中心に、リーグ最多となる6人の阪神勢が選出圏内だ。

 ファン投票は今月21日まで土日を除き中間発表が毎日更新され、最終結果は28日に発表される。今年で70回目を迎える球宴で、圧倒的人気を誇った巨人勢がファン投票で選出されなかったのは、1995年、2003年のたった2回しかない。

 1995年は地元開催の横浜(現DeNA)が6年連続ファン投票ゼロを回避すべく、組織票を大展開。巨人の松井秀喜を押しのけ、ブラッグス、佐伯貴弘、畠山準が外野を独占するなど、横浜勢6人が選出された。この年の巨人は開幕から出遅れ、夏場に長嶋茂雄監督が「これからメークドラマです。ヤクルトは必ず落ちてきます」と大予言も、V逸に終わっている。

 2003年は阪神の年だった。闘将・星野仙一監督を先頭に圧倒的な強さで4月中に首位に立つと、勢いは加速を続け、球宴前の7月8日にセ・リーグ史上最速でマジックを点灯。その勢いのままに、球宴では実に9人がファン投票で選出された。

 前年に就任1年目で日本一に輝いた原監督が初めて全セの指揮を執ったものの、巨人勢のファン投票選出はなし。一塁手部門で清原がトップの桧山に約17万票差の2位に付けたのが最も健闘したといえるくらいだった。

 時は流れて今年も全セの指揮を執る原監督だが、自軍の選手がどれだけ入れるかは見通しが立たない。ファン投票では2位に付ける選手も少なく、現状では一塁部門のウィーラーが約1万4000票差で最も僅少差だ。

 ヤクルト・村上や佐藤輝と本塁打王争いでデッドヒートを繰り広げる岡本和は、打点王争いではトップながら、投票結果では三塁手部門でトップの村上や阪神・大山の後塵を拝している。

 この日はパ・リーグ4位のオリックスに終盤一時は逆転され、土壇場9回に何とか追い付き、辛くもドロー。今季10試合目の引き分けに指揮官は「つなげられる引き分けが今年はすごく多い。これからもそうなっていきたいですね」と余裕を見せるが、一方の阪神は同点の9回に代打・原口の適時打で勝ち越し、連敗をストップ。巨人はゲーム差を再び4に広げられた。20日の投票締め切りまでこの勢いは止まりそうもない。

 巨人が唯一対抗できるとすれば遊撃手部門か。5月10日に右手親指の骨折で出場選手登録を抹消された坂本勇人内野手(32)はこの日、イースタン・リーグのDeNA戦(ジャイアンツ球場)で実戦復帰から2試合連続出場。まだ守備には就いていないが、1軍復帰はそう遠くない。

 1万8000票差で阪神・中野を追う坂本が1軍に戻れば、「大きく票は伸びると思う。離脱している選手にはファンも投票しづらいはず」と球団関係者は逆転を期待する。

 18年前は前半戦の勢いのままに阪神が独走でペナントを制した。虎がジャックした球宴は、その勢いの象徴ともいえる。巨人にとっては不吉な兆候に何とかくさびを打ち込みたいところだろう。

zakzak


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