築地市場跡地で大規模接種開始 警察官や消防職員、1日5千人目標

産経ニュース
東京都が旧築地市場跡地に設置した新型コロナウイルスのワクチン大規模接種会場で、接種を受ける東京消防庁の職員=8日午前
東京都が旧築地市場跡地に設置した新型コロナウイルスのワクチン大規模接種会場で、接種を受ける東京消防庁の職員=8日午前

新型コロナウイルスのワクチン接種を加速させるため東京都は8日、築地市場跡地(東京都中央区)に独自に設置した大規模会場で、警視庁や東京消防庁の職員らを対象にした集団接種を始めた。日常生活維持に必要な働き手「エッセンシャルワーカー」へのワクチン接種は課題となっており、同会場では1日最大5千人に接種する計画で今月末までに計約11万人への1回目の接種完了を目指す。

同会場では8日午前9時すぎから接種が始まり、警視庁と東京消防庁職員は、医師による問診に続いて看護師らから接種を受けた。ワクチンは米モデルナ社製が使われた。

会場内には問診用20カ所、接種用15カ所と個別に仕切ったブースを設置。接種後は、敷地内に用意された大型バス計10台の車内で15分間、副反応がないか経過観察した。

接種を済ませた東京消防庁の男性職員(45)は「思ったよりも痛くなかった。1回目の接種で感染リスクが少し減ったことは安心している」と話した。

警視庁は職員約5万2千人が接種する予定で、副反応などが出た際に通常業務への支障が出ないよう所属ごとに順番を調整する。

東京消防庁では、新型コロナ感染者の病院搬送などを担う救急隊員らを対象に4月下旬から優先接種を進めており、すでに計約9800人(今月7日時点)が1回目の接種を完了。築地の会場では約5千人が接種予定で、翌日のシフトに入っていない職員を中心に各職場の状況に応じて臨機応変に対応するとしている。

小池百合子知事は都庁で報道陣の取材に「会場での効率的な対応ができるようにしたい。改善を重ねていく」と述べた。

築地市場跡地の接種会場は1日当たり約140人の医師や看護師が従事。接種規模を段階的に1日約5千人まで引き上げ、警視庁と東京消防庁職員への接種終了のめどがつき次第、64歳以下の消防団員、柔道整復師、鍼灸師(しんきゅうし)などに対象を拡大する。

会場は、東京五輪・パラリンピック開催時に選手や関係者を輸送する車両基地の一部を使用。接種会場としての使用は、大会準備が本格化する前の今月末までで、2回目の接種は代々木公園(渋谷区)に設ける予定の会場で実施する。

警察庁は交番勤務など住民と接触する機会が多い警察官への接種を優先的に検討するよう、都道府県警に指導。群馬県では7月末までの高齢者接種完了を前提に、警察官や消防士など独自の優先接種枠の導入を検討している。

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