東証、一進一退の展開 国内経済回復に期待

産経ニュース
東京証券取引所=東京都中央区
東京証券取引所=東京都中央区

8日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで一進一退の展開となった。国内の経済回復を期待した買い注文が入り、上げ幅は一時100円を超えた。ただ利益確定売りに押され、前日終値を下回る場面もあった。

午後1時現在は前日終値比65円82銭安の2万8953円42銭。東証株価指数(TOPIX)は0・57ポイント高の1961・42。

国内の新型コロナウイルスワクチン接種が加速し、経済活動の正常化を後押しするとの見方が広がった。エーザイが米バイオ医薬品大手と共同開発したアルツハイマー病新薬を米食品医薬品局(FDA)が承認したことが好材料となり、医薬品関連の銘柄が買われて平均株価を押し上げた。

前日の米国市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が上昇したことも、東京市場の追い風となった。

一方、平均株価は前日に節目の2万9000円を超えて取引を終えており、当面の利益を確定するための売りも出た。