【中国暴発】習政権の“援助外交” マスク・ワクチン・政府ビル寄付…アフリカ諸国でバンバン寄付 - イザ!

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習政権の“援助外交” マスク・ワクチン・政府ビル寄付…アフリカ諸国でバンバン寄付

習近平主席(前列中央)は「中国アフリカ協力フォーラム」などで影響力拡大を狙う(AP)
習近平主席(前列中央)は「中国アフリカ協力フォーラム」などで影響力拡大を狙う(AP)

パプアニューギニアの首都ポートモレスビーにある国際会議場は、中国が建設して寄付した。2018年に、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議を開催するためだった。

フィジーの首都はスバ。大統領官邸の修復工事を中国が無償援助した。大学のキャンパスに、孔子学院を開校した。パプアニューギニアもフィジーも、台湾と断交した。

アフリカ諸国において、中国の「活躍」はもっとすごいことになっている。「マスク外交」「ワクチン外交」。そして、「政府ビル寄付外交」である。

大統領官邸や警察本部、外務省ビルが寄付対象である。国際会議場などは、外交情勢を見ながら、国際関係で主導権が確保でき、中国礼賛の国際会議となりそうなら寄付する。

モザンビークや、シエラ・レオネ、ウガンダ、ケニアの外務省ビルは、中国が建てた。寄付か無利息融資である。

エチオピアの首都アディスアベバには今年、アフリカ連合(AU)の立派な本部ビルが建った。中国の寄付だった。合計2億ドル(約220億円)。英紙フィナンシャル・タイムズと、仏高級紙ルモンドの報道によれば、データが「技術的なミス」で中国に漏れていたことが分かった。

王毅国務委員兼外相は5月、アフリカ歴訪の旅でコンゴ民主共和国にも外務省ビル建設を約束した。中国のコンゴへの異常な肩入れはモブツ独裁時代からだ。大統領宮殿、モブツ庭園のほか、国立競技場、ベンゲラ鉄道建設も支援した。コンゴは「レアメタルの宝庫」で、コバルト鉱床は世界一である。

ムガベ独裁だったジンバブエの国会議事堂は6階建て、中国が1・4億ドル(約153億円)を投じた。ジンバブエの法定通貨には人民元も含まれている。

ザンビアの首都ルサカの国際会議場の建設にも資金供与した。

欧米は、中国の「寄付外交」には特色があると分析している。第1に、支配階級への賄賂やキックバックが常識。第2に、外務省を対象とするのはデータ盗取が目的の可能性があると。

ところが、中国にのめり込んだかに見えたエチオピアは最近、通信事業の契約を、ボーダフォンを基軸とする日英コンソシラムと決めた。中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」と、同「中興通訊(ZTE)」ではなかった。

日本は住友商事が投資会社に3割出資して加わる。エチオピアは人口1億強。電話普及率はまだ4割、「将来の商機あり」とにらんだのだ。

■宮崎正弘(みやざき・まさひろ) 評論家、ジャーナリスト。1946年、金沢市生まれ。早大中退。「日本学生新聞」編集長、貿易会社社長を経て、論壇へ。国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論やルポルタージュに定評があり、同時に中国ウォッチャーの第一人者として健筆を振るう。著書に『WORLD RESET 2021大暴落にむかう世界』(ビジネス社)、『中国解体 2021 日本人のための脱チャイナ入門』(徳間書店)など多数。

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