最後の山場の党首討論 不信任案提出も焦点 国会最終盤 - イザ!

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最後の山場の党首討論 不信任案提出も焦点 国会最終盤

産経ニュース
菅義偉首相(春名中撮影)
菅義偉首相(春名中撮影)

16日に会期末を控え、今国会は最終盤の今週、大きな山場を迎える。7日に菅義偉(すが・よしひで)首相が出席する参院決算委員会が開かれ、9日には首相にとって初めてとなる党首討論も行われ与野党党首が直接対決する。野党が菅内閣に対する不信任決議案の提出に踏み切るかどうかも焦点となる。

「国家のあるべき姿について、1対1で党首が国民の前で議論することは意義がある。白熱した議論を期待したい」。自民党の森山裕国対委員長は6日のNHK番組でこう述べ、党首討論での建設的な議論に期待感を示した。

令和元年6月以来となる9日の党首討論では、新型コロナウイルス禍での東京五輪・パラリンピック開催の是非が争点の一つとなる。立憲民主党の安住淳国対委員長はこの日の番組で「世論調査でも6~7割が懸念を示しており、首相はなぜやるのかということをきちんと説明する必要がある」と訴えた。これに対し森山氏は「新型コロナ対応にしっかりと取り組み、できたら五輪は開催することが大事だ」と強調した。

安住氏は今国会の会期にも注文を付けた。「五輪や(新型コロナ)ワクチン接種が山場を迎えている。国会を閉じていることが不自然だ。国会は開いておいた方がよいのではないか」と延長を要求。一方、森山氏は「コロナ対応に政府が専念するために、国会は予定通り閉会した方がよい」と応じなかった。

野党は党首討論の展開次第では、不信任案の提出もあり得るとの考えを示す。昨年は新型コロナの感染拡大を踏まえて6年ぶりに提出を見送ったが、番組で安住氏は「党首討論での首相の答弁次第だ」と提出に含みを持たせた。

ただ、立民の枝野幸男代表は6日、東京都内で記者団の質問に「この感染状況下で選挙を迫ることにどの程度理解いただけるのか」と答え、世論の理解が得られるかどうかを慎重に見極める考えを示した。

というのも、不信任案の提出は即座の衆院解散につながる可能性もはらむ。提出された場合の対応を問われた森山氏は「首相の判断だ。それに尽きる」と述べるにとどめたが、自民党の二階俊博幹事長はかねて「直ちに解散の決意はある」と牽制(けんせい)している。

別の自民幹部も「内閣不信任案は非常に重く、遊びではない。出すからには覚悟が必要だ」と語っており、国会最終盤での与野党の神経戦も激しさを増している。(永原慎吾)

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